アドセンスで稼げる人と稼げない人の分かれ目。
それはライバルチェックをしてるかどうか、プラスその精度。
私はライバルチェックをしてなかった初心者時代は500記事書いてアドセンスで月1~2万しか稼げませんでした。
ライバルチェックをちゃんとするようになった今は80記事で8万稼いでます。
といわけで今回は私がやってる精度の高いライバルチェックの方法を解説したいと思います。
Contents
アドセンスのライバルチェックのやり方
まずは普段私がやってるライバルチェックのやり方を教えます。
- グーグルにキーワードを打ち込む
- 弱いサイトの数と順位をチェックする
- 検索意図に合ってない記事の数をチェックする
- 絶対勝てない強いサイトがないかチェックする
- ライバルになりそうな上位の記事をいくつか直接見る
- 自分が記事を書いたときに何位になれそうか考える
こんな感じの手順ですね。
それぞれ図解付きで詳しく解説しますね。
1. グーグルにキーワードを打ち込む
調べたいキーワードをグーグル検索窓に打ち込みます。
今回は「旦那 帰り遅い ご飯」を打ち込みました。
2. 弱いサイトの数と順位をチェックする
弱いサイト一覧は「キーワードのライバルチェックで重要な強いサイトと弱いサイトの見分け方」に書いてるのでチェックしてください。
弱いサイト=主にQ&Aサイト or 無料ブログです。
Q&Aサイトには掲示板とかも含まれます。
で、弱いサイトの数が何個あるか、またそのサイトの順位が何位かによってそのキーワードのライバルの強さがある程度わかります。
弱いサイトの数が2個以上ある
→かなりライバル弱いキーワードなのでこの時点で採用決定してもOK
弱いサイトの数が1個
1位なら→ライバル弱いキーワードの可能性が高いので書いてもいい
1位以外なら→他のことも考慮して総合的に決める必要があり
という感じです。
例として、「旦那 帰り遅い ご飯」をチェックしてみると・・・
1位に発言小町
2位にトクバイカフェ
3位にYahoo!知恵袋
6位にママスタ
8位に教えて!goo
これら全部私が弱いサイトリストに入れてるQ&Aサイトです。
ってことでこれはライバルめっちゃ弱いキーワードであることがわかります。
この時点でこんだけ弱いサイトがあればこのキーワード採用決定でいいですね。
普通弱いサイトの数はよくて1~2個なので3個以上あったら相当ライバル弱いキーワードだと思っていいです。
3. 検索意図に合ってない記事の数をチェックする
次に検索意図に合ってない記事の数をチェックします。
検索意図とは、検索ユーザーがどんな気持ちで何が知りたくて検索してるのか、ですね。
普通はここでキーワードが全部タイトルに含まれてない記事の数をチェックしましょうと言ってる人が多いんですど、最近のグーグルの傾向を見るに、そのやり方は間違ってます。
最近のグーグル検索結果を見る限りキーワードが全部タイトルに含まれてなくても上位表示するので、キーワードが入ってないから弱いとは限りません。
「ウォーターサーバー おすすめ」で検索してみればわかりますよ。
で、本題に戻ると、検索意図に合ってるか記事の数を知るには、まず検索意図がわからないといけません。
ここは想像力、またはリサーチ力が大事です。
で、検索意図に合ってないタイトルのサイト=弱いサイトと判断できます。
なぜなら、検索ユーザーは検索意図に合ってないタイトルはクリックしないからです。
なので検索意図に合ってないタイトルの数が多ければ多いほどライバルが弱いキーワードであることがわかります。
では「旦那 帰り遅い ご飯」の具体例で説明します。
「旦那 帰り遅い ご飯」の検索意図はなんでしょう。
- 旦那の帰りが遅いときにご飯をどうすべきか?
- 旦那の帰りが遅いときのご飯がめんどくさいんだけどみんなどうしてるの?
- 旦那の帰りが遅いときに妻は夕食を待つべきかどうか?
「旦那 帰り遅い ご飯」の場合、こんな感じですね。
検索意図は上位表示されてるQ&Aサイトの記事タイトルを見れば簡単にわかります。
Q&Aサイトが上位表示されてる=それを知りたい人がいっぱいいるってことですから。
Q&Aサイトが上位表示されてない場合は、上位表示されてる記事のタイトルを見れば大体わかります。
すでに上位表示されてる記事=よく読まれていてグーグルにも評価されてる記事なので検索意図を満たしてる可能性が高いからです。
それでもわからなければYahoo!知恵袋などのQ&Aサイトにキーワードを打ち込んで検索して多く出てる質問を見ればわかります。
あと最後はやっぱり想像力ですね。
「自分がそのキーワードで検索するとしたらどんな気持ちで検索するだろう?」
って考えれば人の気持ちがわかる人ならわかるはずです。
で、「旦那 帰り遅い ご飯」の検索意図を満たしてないタイトルですが・・・
- 4位:遅いの献立 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが301万品
- 6位:夕飯は別々に。「察して」は禁止。うまくいく共働き夫婦の3つの心得
この2つくらいですね。
4. 絶対勝てない強いサイトがないかチェックする
次に強いサイトがないかチェックします。
強いサイト一覧は先ほども紹介した「キーワードのライバルチェックで重要な強いサイトと弱いサイトの見分け方」に書いてます。
主に
- ニュースサイト
- 企業サイト
- 専門家サイト
- 大規模キュレーションサイト
- 特化型ブログ
こんなサイトですね。
これらのサイトが1ページ目にあったらとりあえずそのサイトには勝てないと判断します。
ただし、状況によります。
たとえばこういう強いサイトがそのキーワードの検索意図を満たしてない場合とか、これらのサイトより上位に弱いサイトがある場合はあまり気にしなくて大丈夫です。
「旦那 帰り遅い ご飯」の検索結果を見る限り
- 4位のクックパッド(cookpad.com)
- 6位のハフポスト(huffingtonpost.jp)
はかなり有名な強いサイトです。
この2つには普通に戦ったら勝てないと思います。
でも今回の場合、この2つは検索意図を満たしてないタイトルなんですよね。
それにこの2つより上位に弱いサイトであるQ&Aサイトがいる。
ってことは「旦那 帰り遅い ご飯」というキーワードに関していうと、いくら強いサイトでも勝てる可能性が高いと判断できます。
5. ライバルになりそうな上位の記事をいくつか直接見る
次にライバルになりそうな上位の記事を見ます。
今回だとすでにライバル弱いサイトとして確認済みのサイトはライバルにならないので除外できます。
そうするとライバルになりそうなサイトが
- 7位の記事:夜の帰りが遅い夫の食事に妻はつき合うべきか? | マクロビオティックの …
- 9位の記事:夫の帰りが遅い時、妻はいつまで夕食を待つ? 44.4%は…… – ガベージ …
- 10位の記事:帰りが遅い夫の夜ごはんを5日分まとめてみた!超適当でごめんなさい …
この3つに限定されます。
なのでこの3つだけチェックすればオッケーです。
ライバルになりそうなサイトを見て自分がその記事に勝てる記事を書けそうかどうか考えます。
ちなみに私の感覚だと
7位の記事
文字数少ない(1037字)し、見出しもないので弱そう。余裕で勝てる。
9位の記事
あまり有名じゃないニュースサイトのようですが、ちゃんとアンケート取って数字出してグラフもあることからそれなりに記事の質は高いですね。
タイトルに44.4%と数字が入ってるところもポイント高いです。
でも文字数少ないし、2010年のかなり古い記事なので勝てる可能性は十分ありそう。
10位の記事
これは個人ブロガーのブログ記事ですね。
タイトルの付け方がかなり上手いです。
「帰りが遅い夫の夜ごはんを5日分まとめてみた!超適当でごめんなさい!」
これ「旦那 帰り遅い ご飯」で検索してる人に結構刺さるので思わずクリックしてしまいそう。
でもかわいそうなことに、この人はサーバー移行の際にブログデータが壊れて画像がすべて消えてしまったみたいですね。
あとは記事内容ですが、各曜日ごとに自分が作った料理を書いてるだけなので内容だけで言ったらそんなに質が高いわけじゃないですね。
ただ人間性が文章にすごい出てて共感できるのでその点はブロガーの強みですね。
タイトルの付け方や文章が上手いのでたぶんこの人ブロガーとして結構稼げてる方じゃないかなーと思います。
ただこの記事単体ならこの記事の倍以上ボリュームある記事を書けば十分勝てそうですね。
今私が頭の中で考えたことを思いっきりそのまま書きました。
初心者には難しいかもしれませんが、この目視でのライバル記事の質の高さを判断できるようになるとライバルチェックの精度が上がります。
私の考え方をヒントにして自分でライバル記事の強さを考える癖をつけるといいですよ。
6. 自分が記事を書いたときに何位になれそうか考える
最後にこれまでのことを全部振り返って自分が記事を書いたときに何位になれそうか考えます。
具体的には上位にいる弱いサイトや、目視して勝てそうと判断したサイトよりは上の順位になれると仮定します。
絶対勝てない強いサイトがあればそのサイトよりは上に行けないと判断します。
それ以外のライバルになりそうな記事と自分のライティング能力で書けるレベルの記事を比較して、勝てそうかどうか判断します。
今回の「旦那 帰り遅い ご飯」の場合ですが、普通に1位狙えますね。
1位2位3位が全部弱いサイトの代表であるQ&Aサイトなのでもうその時点でGO!です。
手抜きしたいときは?簡易版ライバルチェックのやり方
上記の手順は全部やると結構めんどくさいです。
本気で稼ぎたいなら上記のこと全部やるべきですが、私がキーワード選定を外注するときにやってる簡易版のライバルチェックのやり方も紹介します。
- グーグルにキーワードを打ち込む
- 弱いサイトの数と順位をチェックする
弱いサイトの数が2個以上ある
→採用
弱いサイトの数が1個の場合
1位なら採用
1位以外なら不採用
こんな感じです。
手抜きしたいとき、キーワード選定を外注したいときはこうやってます。
でも全記事自分で書いてできるだけ少ない記事数で稼ぎたいって人は全部の手順ちゃんとやることをお勧めします。
まとめ
以上、アドセンスブログで私がやってるライバルチェックの仕方を解説しました。
ちなみに今回は解説のために全部の手順を説明しましたがこういう明らかにライバル弱いサイトが上位(1~3位)にいる場合はその時点でライバルチェックを終了して記事を書き始めていいです。
ただたまにですが、弱いと思ってたQ&Aサイトが意外と強かったってパターンもあるので絶対ではないですけどね。
弱いはずのQ&Aサイトでも
Yahoo!知恵袋のベストアンサーがめっちゃ質が高くて強いケース。
発言小町の議論がめっちゃユーザーの役に立つことが書いてあるから上位表示されてるケース。
という可能性もなくはないです。
そういう場合はQ&Aサイトの下にある普通のサイトがどれくらい強いか、記事の質が高いかによります。
強いサイトがあるのにQ&Aサイトが上位にいたらQ&Aサイトが強いパターンかもしれません。
ってことでライバルチェックに絶対はないんですけど、ここに書いてるレベルの精度でチェックすればアドセンスで稼げないってことはまぁなくなるかなと思います。