アドセンスの教材にはたいてい、
「トレンドネタを書きましょう」
「季節ネタを書きましょう」
という感じである程度記事のテーマが指定されてるものが多いです。
でもこのトレンドネタとか季節ネタに一切興味が持てない人というのは結構多いと思うんです。
トレンドネタや季節ネタはたくさんの人が興味を持つネタ=需要があるから稼げるってことなんですが…。
アドセンスで稼ごうとしてる人って世間一般の人とはちょっとズレてるというか、普通じゃない人が多いですよね。
そもそも普通の人はアドセンスどころかブログで稼ぐこと自体に怪しいイメージを持っててネットで稼ごうなんて思わないですから。
まぁ主婦とかだとまだそれなりに季節イベント系にも興味持てるというか持たざるを得ないかもしれません。
子供が絡むイベントは強制参加だったりしますし。
でも独身男性でネットで稼ぎたい人とかだと、世間一般の人が興味ある
「クリスマスとか、バレンタインみたいな季節イベントとかどうでもいい!リア充死ね!」
って感じの人、かなり多いんじゃないでしょうか。
かくいう私がその典型例で、28歳彼女いない歴年齢で趣味にまっしぐらの人生を送ってきた私にとっては、季節のイベントなんて1ミリも興味が持てません。
それなのに季節ネタを中心に攻めるブログ塾に入ってしまって、結構苦労しました。
そもそもアドセンスは興味ないネタで記事を書かないと稼げないものなのか。
前置きが長くなりましたが、今回はアドセンスと興味ないネタについて考察していきたいと思います。
Contents
そもそもアドセンス教材や塾はなぜトレンドネタや季節ネタを推奨するのか?
まずそもそもの疑問。
アドセンス教材がトレンドネタや季節ネタを書くように教える理由から解説します。
そんなことわかってる方はスルーして次の章を読んでいただいて構いません。
トレンドネタを狙うメリット
- 新しく生まれたキーワードを狙う分ライバルが少なくて初心者でも稼ぎやすい(過去の話)
- 世間が注目してる話題を扱うことで爆発的なアクセスを狙える
季節ネタ(ミドルネタ)を狙うメリット
- 一般ネタ(ロングネタ)と比べてライバルが弱い(過去の話)
- その時期がくると需要が急増するのでアクセスが爆発的に上がりやすい
いろんなアドセンス初心者向け教材がおすすめしてるトレンドネタ、季節ネタともに共通点があります。
それは
比較的ライバルが少ないキーワードでアクセスの爆発が狙えること
です。
特にブログ開始から比較的短期間でアクセスの爆発が狙える、というのが初心者にとってはかなり大きいメリットとなります。
なぜなら、アクセスが爆発しない場合、ほとんどアクセス0とかきても10~100程度など、しょぼい状態がずっと続くからです。
それも1ヶ月とか2か月とかの話じゃなく、4~6か月毎日1日1記事書き続けて100記事超えてもこんなもんだったりします。
1日1000PV以上などのまともなアクセスがきだすのはたいていブログ開始から半年経ってからです。
参考:ブログのアクセスが増えるのはいつ頃からなのか?20サイトのデータを公開!
ちなみに普通のお役立ち系ごちゃまぜブログだとアドセンスの単価的に1日1000PVでやっと月収1万円くらいが平均です。
→1日のアクセス数に対するアドセンス収入の早見表!月10万に必要なアクセス数は?
あなたはこの稼げない期間を耐えられるでしょうか?
多くの初心者は記事を書いても書いても全然増えないブログのアクセス解析結果を見て、バイトした方がマシと思ってアドセンスで稼ぐのを諦めてしまうでしょう。
そこで挫折しないために大事なのがトレンドネタや季節ネタでアクセスの爆発を起こして、早い段階でブログにアクセスを集めることです。
トレンドネタも季節ネタも需要が高まる3か月前くらいまでに記事を仕込んでおくことで、需要のピーク時に記事が上位表示されてアクセスの爆発が狙えます。
初心者にとっては1記事でも2記事でもいいからアクセスが爆発した経験を積むことで、
- どんな記事を書けばアクセスが増えるのか
- どんなキーワードを選べばアクセスが爆発しやすいのか
などを早めに学習できます。
アクセスがこないうちは「なぜアクセスが来ないのかがわかりません。」
アクセスが来て初めて
- アクセスが来た記事
- アクセスが来なかった記事
を比較してアクセスが来た記事のいいところや、アクセスが来なかった記事のダメだったところを分析でき、そこから学びスキルアップすることができます。
つまり、初心者にとってはなかなかブログにアクセスがこないとアドセンサーとして失敗や成功から学んで成長することもしづらいのです。
そのため、早い段階でアクセスが集めりやすいトレンドネタや季節ネタで記事を書くことで早めに結果がわかる分、成長しやすいという大きなメリットがあるんです。
だからトレンドネタも季節ネタも初心者にとっては
- 初期の長ーい稼げない期間の間に挫折しないため
- 早い段階でブログにアクセスを集めて結果を分析して学ぶため
に必要なことなのです。
た だ し・・・
トレンドネタも季節ネタも昔と比べるとライバルがかなり多くなりました。
王道と呼ばれる教材が販売され、アドセンスやブログで稼ぐ手法がかなり広まってきてますし、2018年には副業が解禁されましたからね。
そのため、ライバルが少ない、というメリットは2019年現在はほぼ享受できないのが現実です。
私は2016年開始ですが、その時点で季節系キーワードライバル多すぎてみんなが思いつくようなネタや需要の大きいネタはほぼ完全に飽和してる状態でした。
トレンドネタは新しいキーワードを扱うのでライバルゼロと思いがちです。
しかし実際にはトレンドアフィリエイト実践者の数だけライバルがいるので需要が大きい話題を狙えば当然ライバルだらけになります。
興味ないネタで頑張って記事を書いても稼げないのが現実
トレンドネタや季節ネタが初心者にとって結構重要なことはわかりましたね。
でもそのトレンドネタや季節ネタに興味が持てない人はどうすればいいのか、というのがこの記事の本題です。
ハッキリ言います。
興味が持てないネタで記事を書いても稼げません!
正確には興味ないネタでも稼ぐ方法はいくつかあります。
- 外注 x 量産
- キーワードの選び方とサイトの構成
などをある程度高いレベルでやれば興味ないネタでも稼げないことはないです。
でもこれを読んでるのは外注とかしてない、初心者の段階の方が多いと思います。
初心者としてアドセンスを始めてブログに1日1記事目標で100記事以上書いて0→1を達成したいと思って実践してる。
こういう状態で全記事自分で書いて0→1を達成したくて頑張ってる人。
こういう人はまだまだ外注化とかはするべきではないですし、キーワード選定とかサイト構成とかを考えるより、とにかく1記事1記事、稼げる記事を書けるかどうかの方が大事です。
→アドセンスで稼げないから外注化しようとしてる人を全力で止めたい
で、こういう初心者が使う教材はトレンドネタや季節ネタを推奨してることが多いので興味ないネタでも記事を書かなきゃ、という状況に誰でも一度はなると思います。
興味なくてもこのネタで書けば稼げると言われたら書いてみようと思いますよね?
でも興味が持てないネタで書く記事って実はめちゃめちゃ稼ぎにくいんです。
初心者が興味ないネタで記事を書くとどうなるか?
私は季節ネタを書くことを推奨してるブログ塾に入ったため、初めて作ったブログは季節ネタを多めに書いてました。
季節ネタには1ミリも興味がないにもかかわらず、です。
で、私のそのブログは記事数350記事ほどあるんですが、そのブログの1年間のアクセス数ワーストランキングを発表します。
1位 餅の記事(ミドル)・・・・・・・・・・2PV
2位 恵方巻きの記事(ミドル)・・・・・・・2PV
3位 父の日の記事(ミドル)・・・・・・・・3PV
4位 幼稚園の記事(ミドル兼ロング)・・・・4PV
5位 掃除の記事(ロング)・・・・・・・・・4PV
6位 父の日の記事(ミドル)・・・・・・・・10PV
7位 桜の記事(ミドル)・・・・・・・・・・11PV
8位 引っ越しの記事(ミドル)・・・・・・・13PV
9位 豆まきの記事(ミドル)・・・・・・・・13PV
10位 暖房の記事(ミドル)・・・・・・・・16PV
見事にアクセス数ワーストランキングトップ10のうち9記事が私が興味ないミドルネタ(季節ネタ)を狙って頑張って書いた記事になりました。
この他にも母の日とか、クリスマスとか、GWのお出かけとか狙った記事はアクセス来てない記事ばっかりです。
予想はしてたけど想像以上に興味ないネタで書いた記事って稼げないんだなと実感してすぐに上記の記事は削除して墓場に葬っておきました。
ゴミ記事が多いとブログ全体の評価が下がりますからね。
ちなみに逆にアクセスランキングトップ10は10記事中9記事がロングキーワード(需要が1年中続くキーワード)です。
興味がないネタで記事を書いても稼げない理由
需要が大きくて稼げると言われる季節ネタでも興味が持てないネタで記事を書いても稼げません。
興味ないネタではなぜ稼げないのかについて考察します。
1. ターゲットの気持ちがわからないから
理由の1つ目はターゲットの気持ちがわからないこと。
ターゲット=狙ってるキーワードで検索してるユーザーのことです。
アドセンスで稼げる記事=キーワードで検索してるユーザーのニーズに的確に答える記事です。
でもターゲットの気持ちがわからなければ、検索ユーザーのニーズを掴めないので稼げる記事は書けません。
想像力が豊かな人なら自分が興味ないキーワードでもある程度検索ユーザーの悩みやニーズを想像することはできます。
でもそのターゲットが検索してる時の正確な気持ちまではわかりません。
だからどんなに優れたアフィリエイターが書いたとしても、ターゲットの気持ちがわかる人が書いた記事とわからない人が書いた記事ではわかる人が書いた記事の方が確実にしっかり読まれるはずです。
2. 記事に熱が込もらず他人事のようになってしまうから
理由の2つ目は興味がないことではライティングに熱が込もらないこと。
たいていの人は興味ないネタで記事を書くと、どこの誰かわからない他人のために仕方なく記事を書く、という感じになってしまいます。
その結果、感情が込もってない他人事を書いたような記事に仕上がりやすいです。
あなたが検索ユーザーの立場だったとして、そういう記事、読みたいですか?
いくら綺麗に情報がまとめられてて読みやすかったとしても、そこにブロガーの生の声がなく、明らかに調べたことをまとめてるだけだなってわかったら?
読者は結構見抜けちゃいます。そういうの。
本当に体験した人や、真剣にそのキーワードで悩んで考えた人が書いてる記事と、アドセンスで稼ぐために頑張って情報を調べあげてまとめた記事の違い。
この違いは圧倒的に大きく、滞在時間に大きな差がつきます。
3. ①と②の結果読まれない→滞在時間が低い→グーグルの評価が下がる
ターゲットの気持ちがわかってない人が他人事のように書いた記事は読まれません。
読んでもササっと読み飛ばされてしまうことが多いでしょう。
そのため、そういう記事は滞在時間が短くなることが多いです。
私のアクセス数ワーストランキング上位の記事もやはり滞在時間が短いです。
滞在時間はグーグルに把握されてるって知ってますか?
グーグルは上位表示する記事を決めるのにユーザーの行動を基準にしてるんです。
その指標としてかなり大きいのが記事の滞在時間です。
滞在時間が長い記事=しっかり読まれてる記事=読者の役に立ってる記事
と判断できますよね?
逆に
滞在時間が短い記事=あまり読まれてない記事=読者の役に立ってない記事
と判断できます。
つまり、
滞在時間が長い記事はグーグルから評価されるので上位表示しやすく、
滞在時間が短い記事はグーグルの評価が落ちるので上位表示されにくいです。
興味ないネタで書いた記事はターゲットの気持ちがよくわからず、記事に感情も込められないのでどうしてもしっかり読まれにくい記事に仕上がりやすいです。
その結果滞在時間が短くてグーグルに評価されない、稼げない記事になりやすいのです。
【注意】興味ないネタで記事を書けば書くほどブログの評価が下がります。
興味ないネタで記事を書いても稼げないことをお伝えしました。
でもそれよりもさらに怖いことがあります。
それは興味ないネタで記事を書けば書くほどブログ全体の評価が下がってしまうこと。
興味ないネタで書いた記事=滞在時間が短い
ことはわかりましたよね。
つまり興味ないネタで書いた記事が多いブログ=滞在時間が短い記事が多いブログ、となります。
その結果ブログ全体で平均滞在時間が短くなります。
そうするとグーグルからはブログ全体で低品質な記事ばかり書いてるブログ、というレッテルを貼られてしまいます。
つまり興味ないネタで記事を書くと稼げないどころか、ブログ全体が弱くなってしまい、その後どんなにいい記事を書いてもブログパワーが弱いのでグーグルに評価されにくくなってしまいます。
真面目な人ほど教材や塾の教えにしたがって興味ないネタでも無理矢理記事を書こうとしますが、まぁこれをやっちゃうと頑張っても頑張っても稼げないでしょうね。
100記事書こうと200記事書こうと滞在時間が短い記事ばかりではブログパワーが付くどころか、ブログは弱くなるだけです。
結局、今のグーグルは賢いので、ちゃんと読者に読まれる記事=書いた人の濃い体験談や強い感情が込められて書かれた記事が強いのです。
ただキーワードに沿って情報を調べてまとめただけの感情が込もってない他人事のような記事は弱いんです。
だから季節ネタとかトレンドネタに興味ない人が無理して興味ないネタで記事を書いても稼げません。
興味ないネタで記事を書けば書くほどブログの評価が下がって稼ぎにくくなるのでむしろ書いてはいけません!
じゃあ季節ネタに興味ない人はどうすればいいのか?
じゃあ季節ネタやトレンドネタに興味が持てない人はどうすればいいのか。
トレンドネタであれば自分が興味を持てるジャンルのトレンドネタを狙うである程度解決すると思います。
芸能人ネタやニュースネタだけがトレンドネタではなく、ドラマ、ゲーム、マンガ、スポーツ、割と何でもトレンドネタになりますから。
それよりも困るのが季節ネタだと思います。
季節ネタはネタが結構限られるので興味を持てるネタを探すのが難しい人がかなり多いんじゃないかと思います。
この解決方法は3つあります。
1. イベント・行事系ミドルではなく、生活系ミドルを狙う
イベントネタ・季節の行事ネタに興味が持てない人でも多少は興味を持てる季節ネタがあります。
それは生活系ミドルです。
生活系ミドルとは、日常生活の中で出てくるその季節特有の悩み系キーワードです。
たとえば夏だったら
暑さに関する悩み
- マンションで室内に熱が込もって暑い
- 暖房の効きが弱い
- 職場にエアコンがなくて死にそう
- 職場のエアコンの設定温度が高すぎて暑い
- 仕事中喉が渇いた
など
汗に関する悩み
- 手汗でマウスがベタベタ
- 脇汗でYシャツが黄色くなる
- 汗をかいた後のデートの体臭対策
など
冬だったら
寒さに関する悩み
- アパートが寒くて死にそう
- 寒い朝起きられない
- 寒い時に車のエンジンがかからない
- 寒いとトイレが近くなる
- 暖房の効きが弱い
- 職場の暖房の設定温度が高すぎる
など
乾燥に関する悩み
- 冬に部屋が乾燥する
- 冬の米とぎがつらい
- 冬の飲食店バイトで手荒れがやばい
など
こういう生活系の悩みであれば、誰でも自分に関係ある悩みがあると思います。
自分も知りたいことだったら興味を持って調べられるし、自分のリアルな感情とか体験談とかも乗せれますよね。
生活系ミドルネタはイベント・行事ネタと比べると爆発力はありません。
でも需要がある期間が夏の間ずっととか、冬の間ずっとなど、長いです。
なので1日20~200PV程度の小さなアクセスが夏の間(冬の間)ずっと来続けます。
そういう記事が10記事くらいあれば1000PVぐらいにはなります。
爆発力はなくても1000PV x 3か月=9万PVです。
塵も積もれば山となり、最終的にはイベント・行事系の記事で爆発するのと同じくらいのアクセスが集められます。
実際私の初期ブログで唯一アクセス集められたミドルネタがこの自分が興味を持てる生活系ミドルネタです。
イベント・季節行事などに興味がない人はこういう、自分にも関係がある生活系ミドルネタを狙うといいと思います。
2. 季節ネタを書くのは諦めてロング100%またはロング多めのブログにする
季節ネタ(ミドルネタ)を書かないと稼げないと思ってませんか?
全然そんなことはありません。
ミドルネタでアクセスの爆発ってのはあくまで一つのアクセス集める手段に過ぎません。
ロングネタで少ないアクセスをコツコツ集めるのも立派な手段です。
そしてミドルにはミドルのいいところがあるようにロングにはロングのいいところがあります。
ミドルネタのメリット・デメリット
メリット
- アクセスの爆発が狙える
- アクセスの爆発に伴うブログパワーのアップが狙える
デメリット
- 旬の時期が過ぎるとアクセスがなくなる
- ネタが限られる
- 需要が大きいネタほどライバルが多くて上位表示の難易度が高い
- 季節の間が空かないように記事を書かなきゃという義務感が強い
ミドルネタはぶっちゃけしんどいです。
しんどい理由その1はまずライバルが多いこと。
特に需要が大きくて当たった時のアクセスの爆発力が大きいネタほどライバルが多く、初心者が記事を書いてもまず上位表示できず、稼げません。
そして全季節ちゃんとカバーしないとアクセスが減ること。
季節ネタを中心に狙ったブログの理想形のアクセス
季節ネタを中心に狙ったブログの現実のアクセス
ライバルが少ない時期であれば理想形のアクセスになる人が多くて、季節ネタを狙って100記事書けば誰でも稼げる状態でした。
でもライバルが多くなった今、季節ネタを狙ってもほとんど当たりません。
初心者が書いた季節ネタの記事の7~8割は外れて、アクセスがほぼ0だったりします。
外れる、というのはライバルが多すぎて上位表示できないパターンと、ライバルが多いのにビビッてマイナー過ぎるキーワードを選んでしまうパターンの2つがあります。
キーワード選定がうまくできない初心者がライバル多い季節ネタで記事を書こうとすると、たいていこの2パターンに陥って、2個目のグラフみたいな感じになって思ったように稼げないと思います。
3月の記事20記事書いたけど2記事しか当たらなかったとか。
母の日の記事10記事書いたけど1記事もアクセス爆発しなかったとか。
この場合、アクセス来なかった記事は全部ゴミになり、資産になりません。
記事数が増えれば増えるほどブログ内にアクセスのないゴミ記事が溜まっていくだけなので、グーグルからの評価が下がります。
その結果ブログのアクセスは右肩上がりに増えるどころか、右肩下がりに下がることもあります。
しんどい理由はもう一つあります。
それは全季節まんべんなく記事を書いて、その記事1つ1つがちゃんとアクセスを集められないと、記事数に反比例してアクセスが減ることです。
季節ネタは需要が一定期間しか続かず、時期が過ぎればアクセスがなくなるので、ずっとブログのアクセスをキープしたければ全季節のネタをまんべんばく書いてカバーしなければなりません。
季節ネタのライバルが少なければ、これも割と簡単だったと思いますが、季節ネタがライバルだらけの今、全季節の季節ネタでまんべんなくアクセスを集めるのは至難の業ではありません。
私は冬は比較的うまくアクセスを集められたんですが、春や夏にアクセスが集められませんでした。
その結果、
1月:200記事で1日のアクセス1000PV
4月:300記事で1日のアクセス600PV
6月:400記事で1日のアクセス500PV
という感じで、記事数に反比例してブログのアクセスが下がりました。
100記事書いたのに、200記事書いたのに、ブログのアクセスが増えるどころか減るんです。
私は絶望して、挫折する寸前まで行きました。
記事数に反比例してアクセスが減ると、めちゃめちゃモチベーションダウンします。
そうならないためには全季節まんべんなく記事を書いてアクセスが減らないようにカバーする必要があります。
しかし全季節でちゃんとアクセス集める記事を書かなきゃ!と思うとかなり義務感があり、
書けなきゃいけない!
という焦りが生まれます。
今日は3月の前半の記事を書いて、明日は3月後半の記事を書いて・・・という感じですね。
しかもただ書くだけでなくちゃんとアクセスが来るように上位表示できないと意味がありません。
たとえばアクセス爆発は狙えるけどライバル多くて上位表示できるか微妙なネタで記事を書いたとき。
その記事が上位表示できなかったときにカバーするために確実に上位表示できるくらいライバル弱いネタを狙った記事も同時に書かないと外れた時にアクセス0になってしまいます。
そのため、
- 全季節アクセス落ちないように網羅しなきゃ、というプレッシャー
- その季節内に確実にどれかしらの記事は上位表示させてアクセスを集めなきゃ、というプレッシャー
と、2つのプレッシャーがあります。
これ、体験した人はわかると思いますが正直めっちゃしんどいです((+_+))
そして書かなきゃ!という義務感で書いた記事ってつまらない記事に仕上がりやすいです。
その結果、読者に読まれず、稼げない記事ばかり量産してしまうことになりがちです。
だから季節ネタを中心に狙うのはめちゃめちゃつらいし、しんどいし、頑張らなきゃいけない割に全然稼げないことになりがちです。
季節ネタにライバルが少なくて誰が書いても稼げる状態のときだったらよかったんです。
でも今の季節ネタはライバルだらけでセンスある人しか稼げません。
またミドルネタでアクセス爆発することでブログパワーががップすることについてですが、これはあくまで当たれば、の話です。
外れてアクセス0のミドルネタを狙った記事はゴミ記事になります。
ゴミ記事が多ければ多いほどブログパワーが下がります。
つまり、ミドルネタを書くことでブログのパワーアップができるのはミドルネタで書いた記事の半分以上が上位表示できるくらいセンスある人にしかできないことです。
過去の私のようにミドルネタで記事を書いても8割くらいを外してしまうセンスのない初心者がミドルネタを狙うと逆にブログパワーが落ちる結果になります。
センスというか、ライバルが多いので今はよほどセンスある人以外は過去の私みたいに外れ記事ばかりになる可能性が高いと思います。
また、メンテナンスが必要なイベントネタを投稿しまくるとブログが死にます。
夏祭りとか、イルミネーションみたいなイベントって年によって開催日や場所が違ったりするので、毎年更新が必要なんですが、その更新をサボるとブログが弱くなりますし、そもそもイベント記事が多いブログはたいてい弱いです。
【警告】ごちゃまぜブログにイベント記事を投稿しまくるとブログが死にます。
この状況で季節ネタを狙うのはメリットよりデメリットの方が大きいと私は思います。
だから私は季節ネタよりロングネタの方がおすすめです。
ロングネタのメリット・デメリット
メリット
- 1年中安定したアクセスがくる
- ネタが無限大にあるから興味あることを選べる
- ネタが無限大にあるからライバルが弱いキーワードを選べる
- 記事数に正比例してアクセスが増えるのでモチベーションを維持しやすい
デメリット
- アクセスが爆発しない
- アクセスが来出すまでに時間がかかる
- アクセスが来始める前に挫折しやすい
ロングネタの最大のメリットは1年中安定したアクセスがくること。
そしてネタが無限大にあるので自分が興味あるネタを選べること。
デメリットはアクセスが爆発しない&アクセスき始めるまでに時間がかかること。
そして実はミドルキーワードを中止に稼いでる人もロングネタでめっちゃ稼いでる人が多いです。
ミドル中心に狙う場合、
- ミドルネタでアクセス爆発
- ロングネタでアクセス安定
- ミドルネタでアクセス爆発
- ロングネタでアクセス安定
この繰り返しでアクセスを右肩上がりに増やしていきます。
が、稼いでる人ほどロングネタが強くて、1記事で1日1000PV以上の記事があったり、1日100PV以上の記事をたくさん持ってたりします。
そりゃ稼げるわけですよね。
そしてそもそもロングネタでそれだけのアクセスが集められればミドルネタを書く必要がありません。
ロングネタはミドルと比べてアクセスが来始めるのが遅いですが、センスのいい人だとロングネタ100%のブログで1日1記事 x 半年で月10万達成してる人もいるのでそこまで遅いってわけでもないです。
ロングだけで攻める場合
- ライバル弱い記事で小さい1位を取ってアクセス集めてブログパワーアップ
- ライバル弱い記事からライバル強い記事に内部リンク送って上位表示して一気にアクセスアップ
このパターンでアクセスを増やせます。
ここに生活系ミドルネタを入れてもいいでしょう。
ミドルネタを書かないと稼げないという固定概念を持ってる人は捨ててください。
ロングネタだけでも普通に稼げます。
ただちょっと時間がかかるだけのことです。
3. そもそも興味あること・好きなことしか書かない趣味ブログにする
最後にそもそもロングかミドルかで悩む必要もないです。
自分が好きなことや興味あることをテーマにした趣味ブログを作ってしまえばいいのです。
アドセンスなら別にどんなテーマでも稼げますからね。(アダルトは除く)
ただ全国民が興味あるネタを扱った方が需要が大きい分稼ぎやすいってだけで、マイナーな趣味でも稼げます。
そのテーマに興味ある人の数に比例して稼げる金額が変わりますが、ライバルの多さも関係してくるので一概には言えません。
じゃあマイナーすぎるテーマにしか興味ない人はどうすればいいのか、というと自社商品を作って売る、ブログで少額でも稼げるようになればその方法を人に教えて稼ぐことも可能です。
また興味ないテーマでも外注して稼ぐ方法もあります。(資金がないと無理ですが)
とにかく初心者は、最初は少ない金額でもいいから稼いだ経験を積むことが大事だと思います。
しかしアドセンスで稼ぐには自分が書いた記事が上位表示される必要があり、そのためには既存のサイトを質で上回る必要があります。
そのためには他人より詳しいテーマとか、自分が興味あるテーマじゃないと難しいです。
興味ないネタで頑張って記事を書くのは苦痛ですし、実際そうやって書いた記事じゃ大して稼げないので効率も悪いです。
そもそもどんなテーマでも稼げることが最大のメリットであるアドセンスをやるのに、好きなことをテーマにしないで何をテーマにするの?って話です。
一昔前のライバルが全然いないときであればとにかく需要が大きいネタを選べばよかったかもしれませんが今はそんな甘い時代じゃありません。
今のアドセンスの実践環境では、いかにライバルサイトと差別化するかが、大事です。
ライバルと差別化しなきゃいけないのに自分が興味ないテーマを選ぶと、ものすごく効率が悪いです。
何時間もターゲットの気持ちを調べて、でも結局よくわからず、とにかく情報をまとめて現状上位表示してる記事よりいい記事を書いたとしてもそこに感情とかリアルな体験とかが伴ってなければ読まれませんからね。
苦労して興味ないテーマの記事を書いてもその努力は無駄になることが多いんです。
実際私がそうやって興味ないネタでめっちゃリサーチ頑張って長文書きまくって作ったサイト、グーグルアップデートで飛んで無駄になりましたからね。
もうやめましょう、そんな無駄な努力。
これからの時代にアドセンスやるなら自分が好きなこと・興味あることを選ぶのが鉄板です。
好きなことをテーマに選んで稼ぐためのアドセンス教材↓