アドセンスで稼ぎたい人の中には、100記事は通過点として、200記事、300記事、400記事と書いていく人もいると思います。
おそらく200記事、300記事くらい書けばアクセスが爆発すると言われたからだと思います。
でもアクセスの爆発なんて起こらず、全然アクセスが増えない…。
王道教材のマニュアル通りちゃんと実践したのに!なんで??
私も初心者のとき完全にこの状態でした。
というわけでこの記事ではブログに300記事書いたのにアクセスが増えなかった人がどうすればいいのかについて考察します。
Contents
ブログに300記事書けばアクセスが爆発するのは嘘です
まずブログに300記事書けばアクセスが爆発する論について。
昔はこれ100記事だったんですが、最近は200記事とか300記事とか言われてますね。
でも残念ながら200記事書こうと300記事書こうと記事数が増えればアクセスが爆発する、というのは嘘です。
実際私が初心者時代2016年に作ったブログは377記事書いたのに200記事のときよりアクセスが下がってます。
2018年に外注で作った300記事のブログと400記事のブログはそれぞれ15ヶ月・10か月経ってもアクセスがまったく増えず、1日100PVすら行きませんでした。
ちなみに300記事書いて月1万すら稼げてない人は1000記事書いても月3万も稼げない可能性が高いです。
「いつかアクセスが爆発するはずだ…。」
と思いたい気持ちはわかりますが、爆発なんてしません。
記事数増やすだけで稼げたのは昔の話
ブログの記事数をただひたすら増やすだけで稼げたというのは、だいぶ昔の話です。
たぶんですが、私の周りを見る限り2015年以前と2016年以降でだいぶ変わった感じです。
キーワード選定・タイトル付け・見出しの設定などをアドセンス王道教材のマニュアル通りある程度ちゃんとやった記事を100記事以上書けば稼げる人が多かったのが2015年以前。
真面目にマニュアル通り100記事以上書いてるのにアクセスが増えず、300記事書いても稼げない人が多くなったのが2016年以降。
実際私が2015年以前にブログを始めて稼げてた人に
と相談したら
という感じに言われました笑
本当に2015年以前はただ記事数が多いというだけでブログがグーグルに評価されて、アクセスが上がる現象が起きてたようです。
また先ほど言った2018年に外注で作った300記事のブログと400記事のブログは2015年に300記事くらいで100万PV越えてた人のやり方をマネしました。
その人の外注ライティングマニュアルとキーワード選定のマニュアル買ってほとんど同じやり方でマネしてます。
でもその人は100万PV、私は1万PVすらいきませんでした。
たった2~3年時代が違うだけでこれだけ状況が変わってるんですよ。
アフィリエイトの世界は進化するスピードがめっちゃ速いのです。
記事数をいくら増やしても稼げない時代になった理由
アドセンスの実践環境がなぜこんなに変わってしまったのか。
その理由はちょうどその時代にアドセンスを実践してた私だからわかります。
1. 王道教材実践者が増えてキーワードが飽和してきたこと
一昔前まで、アフィリエイトと言えばサイトアフィリエイト。
アドセンスに取り組む人は少数派でしたし、アドセンス=芸能系・ニュース系のトレンドアフィリエイトという感じの時代でした。
だからこの時代はアドセンス王道教材が教える
「お役立ち情報系ごちゃまぜブログ(資産ブログ) x アドセンス」
という手法をやる人は少なく、2013~2015年くらいまでにこの王道系手法でブログに取り組んでた人は、ただ王道教材のマニュアル通り記事数を増やすだけで稼げるケースが多かったのです。
しかしこの手法を教える王道教材がかなりの勢いで売れる人気教材となったことで実践者が増え、2016年にもなると、すでに主要なキーワードはライバルだらけの状況になってました。
そのため、この頃から、ただ記事数を増やすだけでは稼ぎにくくなりました。
2. 2016年に外注アドセンスブログの王道教材が発売されて一気にキーワードの飽和が進んだこと
さらに転機となったのが2016年に外注アドセンスブログの王道教材が発売されたこと。
この教材が教えるのは先ほど紹介したアドセンス王道教材が教えてた
「お役立ち情報系ごちゃまぜブログ(資産ブログ) x アドセンス」
という手法をそのまま外注化で取り組めるようにしたもの。
クラウドワークスやシュフティなどのサイトを使って、ライティングを初心者主婦に任せると、かなりの低単価で記事を量産できます。
1記事200円なら100記事2万、1記事300円なら100記事3万ですからね。
で、外注化を実践すると誰でも半年で300記事とか1年で1000記事とか余裕で投稿できます。
で、この外注アドセンスブログを教える王道教材もアドセンス実践者の間でかなりの人気教材となり売れまくりました。
その結果、そもそもこの頃にはただでさえアドセンス実践者が多くなってたのに、その実践者一人当たりが生み出す記事数が爆発的に増えました。
それによりこの手法に取り組む人のキーワードが完全に飽和し、「お役立ち情報系ごちゃまぜブログ(資産ブログ)」はオワコン化しました。
だから2016年にこの手法に取り組んだ私はタイミングが最悪で、稼げなかったのです^^;
参考:アドセンスで稼ぎたいなら季節ネタだけは絶対オススメしない理由
3. 2018年以降グーグルのコアアップデートが頻発するようになったこと
そしてさらなる転機が2018年。
グーグルのコアアップデートが頻発し、低品質のサイトがアップデートで下がる・または下がる以前に上がらなくなりました。
ひたすら記事を量産するというやり方でブログを実践してた人はおそらく質の低い記事を書いてしまってるので、アップデートでアクセスがダウンしやすいと思います。
このアップデートの影響で、特に他サイトのリライトの割合が多い記事は上がりにくくなった気がします。
私が2018年に作った外注アドセンスブログが上がらなかったのがたぶんこれが原因。
ちなみに私が1記事に8時間かけて書いてた長文SEOのブログがこのアップデートで飛びました。
参考:Googleアップデートで飛ばされにくいサイトの作り方
このブログは自分の興味より需要の大きさ優先でネタ選びをしてたので、どんだけ時間かけて書いてても他サイトのリライトの割合が多かったので飛んだのも仕方なかったと思います。
ちなみに飛んだ私のブログの代わりに上がってたのは体験談やそのことに詳しい人が書いたオリジナリティの高い記事でした。
ライバルの多いお役立ち情報系ごちゃまぜブログの記事を書く場合、基本的に外注するにせよ、しないにせよ他サイトを参考にして書くことになるんですよね。
一昔前ならこのやり方でも稼げませしたが、今はもう他のサイトを参考にして書いただけのオリジナリティの低い記事はグーグルに上げてもらえません。
だからこの時期にお役立ち情報系ごちゃまぜブログを実践した人は、300記事書いても月1万すら稼げない、という悲惨な状況になってる人が多いんじゃないかと思います。
またおそらくアップデートでアクセスが大幅に下がって悲惨なことになってる人も多いでしょう。
みんなと同じことをしても稼げない
で、このライバルの増加とグーグルアップデートの影響で稼ぎにくくなったアドセンスの実践環境でも稼ぐためにはどうすればいいのか。
まず王道教材が教えるみんなと同じテーマで記事を書くのをやめましょう。
ライバルが多いところにわざわざ突っ込んでたら何百記事書いても一生稼げません。(異常にセンスある人は別)
リアルビジネスと一緒です。
ブログで稼ぐというのは自分が他人に価値を提供できるから稼げるんです。
みんなと同じことをして、すでに書いてる人がたくさんいるテーマで記事を書いても価値は生み出せないので稼げません。
外注も一緒です。
みんなと同じことをやっても稼げないなら、数でカバーして稼ぐ。
っていうのは一つの戦略ですが、この戦略は今の時代にまったく合ってません。
特にオリジナリティをめっちゃ重視してます。
外注化してオリジナリティの低い記事を量産したところで300記事投稿しても400記事投稿しても月1000円すら稼げず外注費が赤字になるだけです。(私は90万赤字になりました涙)
王道教材の手法はただの練習だったと思って本番は自分の得意ジャンルで勝負しよう
で、何をやるべきかというと
まず今まで書いてたブログは捨てましょう。
そして自分の得意分野で勝負しましょう。
アドセンスの王道教材が教える「お役立ち情報系ごちゃまぜブログ」
この手法で大きく稼ぐのは今の時代には不可能に近いことです。
今アドセンスで月40万稼いでる私ですら今この時代にこの手法で月10万稼ぐのはたぶん無理です。
そもそもこういう王道教材というのはブログ初心者にブログで稼ぐ方法の基本を教えるもの。
王道教材は誰が取り組んでも同じような成果が出やすいように、練習としてごちゃまぜブログを推奨してるものが多いんですよね。
だから本来であればこのごちゃまぜブログからいつまで経っても卒業せずに300記事も書き続ける必要なんてないんですよ。
100記事くらい書いてある程度やり方を覚えたらさっさと卒業して自分の得意ジャンルの特化型ブログに挑戦すべきです。
実際王道教材の中にも、応用編として、最初のごちゃまぜブログがある程度育ったら特化型ブログに挑戦しよう、と書かれてるものは多いです。
一昔前の時代であれば、このごちゃまぜブログである程度稼げるようになってから特化型ブログに進む流れができました。
でも今の時代だと、ライバルが増えたこと&グーグルアップデートでごちゃまぜブログで稼ぐことの難易度が上がり過ぎてるので、初心者でも最初から自分の得意ジャンルの特化型ブログに取り組んだ方が絶対稼ぎやすいと思います。
だから今からブログを始める初心者はもちろん、今ごちゃまぜブログに取り組んでてあまり稼げてない人はさっさとごちゃまぜブログなんてやめて今すぐ特化型ブログに挑戦すべきです。
で、みんなと同じことをやるのではなく、自分の得意ジャンルで自分にしかできないことをやる。
それにより人に価値を与えられれば稼げます。
ブログの本質を押さえれば稼げる金額に差はあれどどんなジャンルでも稼げます
ただ特化型ブログと言うと、ごちゃまぜブログと比べて難易度が高いイメージがありますよね。
初心者が特化型ブログを始める上で一番ネックになるのはネタ選び。
稼げないテーマを選んでしまうと稼げないこと。
でもこれはブログの本質を抑えれば問題ないです。
ブログの本質ってリアルビジネスとほぼ同じなんですよ。
- 需要の大きいところで勝負すると、競合が激しい分難易度は高いけどその中で勝てれば大きく稼げる。
- 需要の小さいところで勝負すると、競合が弱いことが多く難易度が低いけどあまり大きくは稼げない。
競合商品がたくさんあれば売れる商品は限られるのと一緒で、ブログも1つのキーワードで1ページ目に表示されるのは10記事だけなのでたくさんの人が記事を書いてればその中の一部の人しか稼げない。
ただ一応需要が大きいのに競合が少ない穴場とかもあって、そういうテーマが見つけられるとめっちゃおいしく稼げる。
たとえばリアルビジネスで言うと、2019年はタピオカブームでタピオカ屋を作ればたいてい稼げるけど、これは需要が大きい割に供給が足りてないから。
ブログもそういう場所を攻めれば簡単に稼げる。
でもそういう穴場的なテーマはそう簡単には見つからないし、見つかってもすぐにライバルだらけになる or ブームが去って稼げなくなることも多い。
で、穴場とかでなく、普通のテーマで稼ぐ場合はライバルとの戦い方を学んでライバルに勝てないと稼げない。
そして競合が多い中でも勝てるのはその中で一番お客さんに好かれる商品。
ブログも競合が多いジャンルで稼げるのはその競合の中で一番ユーザーに好かれるサイト。
で、ライバルがたくさんいる中で一番ユーザーに好かれるサイトを作ろうと思ったら自分の得意分野じゃないと難しいよねという話です。
自分が興味もない事を無理やりリサーチして記事を書いたところで、それが好きな人や得意な人が書いた記事には勝てませんから。
実際大きく稼いでる人も自分の得意分野を攻めてる人が多いですし、私もそういうテーマで作ったサイトが今の稼ぎ頭になってます。
あとは需要はそんなに多くないけどライバルが少なくて難易度の低いテーマでたくさんサイトを作って複数サイトの合計による塵積で大きく稼ぐのもありです。
実際私もこう言う感じでライバルの弱いところばかり狙って稼いでます笑
記事を書く時もライバルがいるならそのライバルを上回る質の記事を書かないと稼げません。
ライバルを上回る質の記事というのはライバルよりもユーザーに好かれる記事ってことです。
たとえばライバルサイトの記事がすっごくためになる記事でこれ以上いい記事なんて書けない。
と思ったら記事は書かない。
なぜなら、記事を書いたところで人に価値を与えられないから(ユーザーはライバルサイトの記事を見て満足するので、あなたの記事を読む必要がないから)。
この「人に価値を与えないと稼げない」、という本質さえ押さえておけばどんなジャンルでも稼げます(金額に大小はありますが)。
ごちゃまぜブログに取り組んだ人は基本的な記事を書き方はできてると思うので、あとはこのブログの本質を抑えてテーマを選び、自分が競合がいる中でも人に価値を与えられるサイトを作りましょう。
そうすれば金額に大小はあれど、稼げないということはなくなるはずです。
キーワード選定・記事の質・ライバルチェックをレベルアップして上位表示の確率を上げよう
最後にテクニック的な話をすると
- キーワード選定の質
- ライバルチェックの精度
- 記事の質
を上げることで稼げる確率を上げられます。
なぜなら、これらをやることで書いた記事が上位表示する確率を上げれるからです。
300記事書いても稼げなかった人はおそらく、書いた記事がほとんど上位表示できてない状態だと思います。
サーチコンソールを使ってる人は平均掲載順位が確認できるので、1位が取れてるキーワードがどれくらいあるか確認してみてください。
で、上位表示の確率を上げるにはどうすればいいかというと
- キーワード選定を極めてライバルが弱いキーワードを選ぶ
- 記事の質を上げることで1位を取るにふさわしい記事を書く
- ライバルチェックの精度を上げて自分の実力に見合ったキーワードを選ぶ
こと。
これらは別記事で詳しく解説してるのでこちらからどうぞ。
で、自分の得意ジャンルでライバルに勝てるサイトが作れれば稼げます。
逆に言うといくら得意ジャンルでもライバルが強くて勝てなければ稼げないってことなのでそこは注意してください。
ライバルに勝てて初めて人に価値を提供できますからね。
まとめ
以上、300記事書いてもアクセスが増えない原因とその後どうすれば稼げるのかについてでした。
要点をまとめると
- ブログに300記事(100記事や200記事)書けばアクセスが爆発したのは昔の話。今は嘘
- 今はライバルの増加とグーグルアップデートの影響で量産では稼げない
- そもそもみんなと同じことをやっても人に価値を与えられないので稼げるわけがない
だから王道教材の手法はただの練習だったと思って本番は自分の得意ジャンルで勝負すべき、ということでした。
王道教材のマニュアル通り、ただ真面目に記事を書いてるだけでは稼げなくなってる後発組はつらいですね。
でも逆に簡単に稼げてしまった先発組は先発組で、昔は稼げてたけど今は稼げなくなってる人も多いと思います。
だから後発組で苦労して稼げるようになった人の方がその後も長く稼ぎ続けられる可能性が高いと思います。
実際2016年スタートの後発組の私は今、2018年12月から半年以上月収50万以上をキープしてます。
その間ほとんど作業してないのに、です。
私がそれが実現できたのは、ちゃんと人に価値を与えることで稼ぐ、正攻法に取り組んだからです。
300記事も書いたブログを捨てるのには抵抗のある人も多いと思います。
でも300記事も書いたのは財産ですよ。
なぜなら、300記事書いたのに稼げないという結果が出たということはどう考えてもやり方が間違ってた、ということがはっきりわかるわけですから。
私も500記事書いてやっと気づけました。
そこからそれまでのやり方を捨てて勉強し直し、新しい方法に切り替えたことでなんとか稼げるようになりました。
300記事も書くような根性があるならやり方を変えれば絶対稼げるようになります。
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とその特典
- アドセンスで500記事書いて月1万しか稼げなかった私が月18万稼いで専業になるまでの1年間にやったことのすべて
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で私がどうやって稼げない側から稼げる側に行けたのかがわかるのでそれが大きなヒントになるでしょう。
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