先日ブログで稼ぎたいなら無料ブログじゃダメという記事を書きました。
でも有料ブログの仕組みを知らない人はよくわからないことにお金を払うのは嫌ですよね。
今回はこのブログ初心者の疑問を解消したいと思います。
Contents
ブログをドメインとサーバーで運営する仕組みとは?
無料ブログのようなどこかのサービスに属するブログではなく、どこにも依存しない自分個人のブログを持つためには、ドメインとサーバーが必要です。
ではドメインとサーバーとは何なのか?
ドメイン=サイトの固有名詞
ドメインというのはサイトのURLの固有名詞に当たる部分です。
基本英数字ですが、日本語ドメインもあります。
こんな感じです。
ちなみにこのサイトだったら
http://kurosawa-affiliate.com
の
kurosawa-affiliate.com
がドメインです。
いわゆるサイトのURL名ということですね。
ドメインがなければブログやサイトは作れません。
ドメイン代は年間1,000円程度かかります。
サーバー=ブログやサイトをアップする場所
サーバーのことはウェブサーバーとも呼ぶんですが、簡単に言うとブログやウェブサイトをアップする場所がサーバーです。
図にするとこんな感じ。
ドメイン単体ではブログは作れません。
サーバーという箱があって初めてブログをネット上に公開し、世に送り出すことができます。
またサーバーというのは全国のネットユーザーがあなたのブログにアクセスしたときにあなたのブログを表示する役割も担っています。
サーバーの処理速度が速いか遅いかで、ユーザーにどれくらい素早くページが表示されるかが変わります。
だからサーバーというのはブログやサイト運営をする上で非常に重要な役割を担っているのです。
サーバーは知識や資金のある人は自分でサーバー用のパソコンを用意して構築することもありますが、ほとんどのブロガーやサイト運営者はレンタルサーバーを借りてサイトを運営しています。
レンタルサーバーにもいろんな会社がありますが、多くのブロガーに愛用されてるのはXサーバーです。
Xサーバーは月額1,000円程度で利用できます。
家にたとえて理解するとわかりやすい
ドメインとサーバーの関係はよく家にたとえられます。
- サーバー=土地
- ドメイン=住所
- ブログ=家
サーバー(土地)にドメイン(住所)を割り当ててブログ(家)を設置する
と言えばわかりやすいでしょうか。
まぁ別にたとえなくても
ドメインをサーバーに設置することで初めてブログをネット上に公開できる仕組みになっている、と理解してもいいでしょう。
ドメイン単体では何もできないしサーバー単体でも何もできません。
ドメイン+サーバーが組み合わさって初めてウェブサイトを運用できるのです。
無料ブログではドメインもサーバーもいらない理由
じゃあなんで無料ブログだとドメインもサーバーもいらないのかが気になる人もいると思います。
この理由についてですが、まずサーバーが無料で済むのは無料ブログサービスの共有サーバーを使うからです。
アメブロならアメブロのサーバーがあり、ライブドアブログならライブドアのサーバーがあります。
無料ブログサービスに頼らずに自分で個人ブログを作る場合は、自分でサーバーを借りないとブログをネット上に公開できないのです。
次にドメインがいらない理由ですが、これは独自ドメインにはお金がかかるけどサブドメインにはお金がかからないからです。
たとえば
abc.comというドメインでブログを作ろうと思ったらabc.comというドメインを買わなければいけません。
でもすでにabc.comというブログを持っていて、そのURLの下にサブドメインというのを作ると新しいブログを無料で立ち上げることができます。
abc.com/def/という感じです。
サブドメインを使うと一つのドメイン内にいろんなサイトを作ることができます。
- abc.com/food/
- abc.com/drink/
- abc.com/shopping/
- abc.com/travel/
みたいな感じです。
サブドメインはこんなふうに1つのドメインを切り分けて複数のサイトを作るために使われる物です。
また、ブログの記事って記事ごとに固有のURLがありますよね。
たとえばabc.com/XXXXX/みたになっててXXXXXの部分は日付や時間などの数字が入ってたり、英単語が入ってたりします。
でも1記事書くごとにお金がかかったりはしませんよね。
もしかかったら大変なことになります。
サブドメインはこれと同じイメージです。
同じドメインの中でドメインを区切って別々のサイトを作るんですが、これにはお金はかかりません。
そして無料ブログの場合、
- ameblo.com/takeshi/
- ameblo.com/yuko/
- ameblo.com/kobayashi/
みたいな感じでURLにIDを入れたものが個人ブログのURLとなっています。
このアメブロを使ってる人が持ってるブログのURLはアメブロのサブドメインなんです。
だから無料で済んでるのです。
ちなみにサブドメインはブログパワーが独自ドメインとサブドメインで分散されてしまうため、独自ドメインと比べてSEO的に不利と言われています。
ドメインとサーバーはなぜお金がかかるのか?
ではなぜドメインとサーバーにはお金がかかるのでしょうか?
ドメインとサーバーに分けて解説します。
ドメイン代としてお金がかかる理由
ドメイン代がかかる理由、それはドメインというサイトのURLの固有名詞に価値があるからです。
たとえば犬のサイトを作りたいとします。
その場合ドメインに”dog”って入れたいですよね?
究極はdog.comです。
URLにキーワードを入れることはSEO的に有利に働きますし、ユーザーも覚えやすいため、メリットが大きいのです。
そして短ければ短いほどURLを打ち込みやすいので短い方が有利です。
たとえば
dog.com
dogdaisuki.com
だったらdog.comは一瞬で覚えられるし、URLを打ち込むのも楽ですが、dogdaisuki.comは覚えにくいしURLを打ち込むのも時間がかかります。
またドッグフードのサイトを作りたい場合なら
dogfood.comが理想です。
- わかりやすい
- 短い
ドメインが理想なんです。
でもこういうドストレートで誰もが思いつくようなドメインは人気なのですでに誰かに使われてる可能性が高いです。
しかし同じ名前のドメインは共存できません。
だから人気のドメインは早い者勝ちなんです!
たとえばドッグフードのサイトを作りたくて、”dogfood.com”というドメインを取ろうと思ったけどすでに誰かに使われていて取れなかった場合、
dogfoodmania.comとか
dogfoodlove.comとか
にしなければいけません。
これらもすでに使われてる可能性もありますが・・・。
dogfood.com
dogfoodmania.com
だったらdogfood.comの方が断然覚えやすいしわかりやすいですよね。
短くてわかりやすい
dog.com
cat.com
deai.com
tensyoku.com
みたなドメインは何十万出してでも買う価値があったりします。
ドメインが有料な理由はここにありあす。
サイト名として覚えてもらいやすい、わかりやすいドメイン名に価値があるから。
すっごく簡単に言うと名前代みたいなものですね。
じゃあまったく意味不明な英数字の羅列みたいなドメインも有料なのはなぜか。
それはドメインの名前による価値は違いますが、ドメインはあくまで早いもの勝ちだからだと思います。
またネット上にドメインと言う名の土地を借りるのにお金が必要だから=土地代として必要、という考えもあります。
サーバー代がかかる理由
では次にサーバーにお金がかかるのはなぜか?
これはドメインよりもわかりやすいです。
サーバーを運営するのにお金がかかるからです。
サーバーを運営するには高速コンピュータが必要です。
ユーザーがアクセスしたページを高速で表示するにはスペックの高いコンピュータが必要だからです。
で、サーバー運営会社は大量の高速コンピュータを高速で動かし続けるために結構な電気代がかかるのです。
だからレンタルサーバーを借りるのに月額1,000円などのお金がかかるのです。
じゃあ自宅サーバーなら安く済ませられるのか、と思う人もいると思いますが、意外と安くなりません。
自宅サーバーはまず初期費用が数万円かかりますし、運用も電気代の他に、固有IPアドレス代がかかり、それらだけで月額2000円弱はかかってしまうのです。
だから自分で自宅にサーバーを置くより月額1,000円のレンタルサーバーを借りた方が断然コスパがいいのです。
携帯だって通信代がかかりますよね。
サイトを運営するのに必要なサーバー代も携帯代と同じように絶対に必要な費用なのです。
まとめ
以上、ブログ初心者向けにブログをドメインとサーバーで運営する仕組みや、お金がかかる理由を解説しました。
- ドメイン=サイトの固有名詞
- サーバー=ブログやサイトをアップする場所
ドメインをサーバーに設置することで初めて自分のブログやウェブサイトをネット上に公開できる仕組みになっている
ということでした。
ドメイン代もサーバー代もお金がかかるのには理由があります。
私も初めて無料ブログではなくワードプレスでブログを作ろうとしたときはなぜお金がかかるのか不思議でした。
でも理由がわかれば納得ですよね。
ブログで稼ぎたいなら無料ブログではなく、ドメインとサーバーを借りてワードプレスでブログを運用するのが基本です。
この記事があなたの理解のお役に立てれば幸いです。