Googleアドセンスの審査にはプライバシーポリシーや運営者情報が必須と言ってる人といらないって言ってる人に分かれます。
実際どっちなんでしょう。
受かってる人はみんな載せてるのか、私のサイトの検証結果も踏まえて分析したいと思います。
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アドセンスに審査にプライバシーポリシーは必要?
AdSenseの公式ページを見ると、以下のような記載があります。
サイトのプライバシーポリシーについて
プライバシーポリシーには次の情報を記載する必要があります。
Google などの第三者配信事業者が Cookie を使用して、ユーザーがそのウェブサイトや他のウェブサイトに過去にアクセスした際の情報に基づいて広告を配信すること。
Google が広告 Cookie を使用することにより、ユーザーがそのサイトや他のサイトにアクセスした際の情報に基づいて、Google やそのパートナーが適切な広告をユーザーに表示できること。
ユーザーは、広告設定でパーソナライズ広告を無効にできること(または、www.aboutads.info にアクセスすれば、パーソナライズ広告に使われる第三者配信事業者の Cookie を無効にできること)。
2018年頃からアドセンス関係の情報発信してる人がメルマガやTwitterで
「アドセンスブログにプライバシーポリシーが必須になったよ」
と騒いでましたが、それはこのAdSenseのヘルプページにこの記載がされたからということですね。
以前まではそんな記載なかったと思うのでプライバシーポリシーを設置せずにアドセンスやってる人はたくさんいたわけですけど、みんなこれを機に慌てて設置した、という感じです。
しかし、プライバシーポリシーがアドセンスの必須コンテンツになってるのと審査に受かるかどうかは別問題かもしれません。
というのも実は私は先日、2018年12月に、プライバシーポリシーも運営者情報もないサイトでアドセンスの審査を通過しました。
しかもお問い合わせフォームすらつけてませんでした。
アドセンスの追加サイトの審査落ちました。その後受かりました。
自分以外にもそういう人いないかなーと思って調べてみました。
いました。
ついにこの瞬間が・・!!
アドセンス合格しました!!・審査用ブログを別に用意
・10記事
・プライバシーポリシーや問い合わせ一切設置無し
・アドセンス申請から8日で合格通知後日詳しい内容をブログにて紹介します! pic.twitter.com/1nO1YBwcxH
— ハイロー (@hairo_interest) August 22, 2018
やったー!Adsenseの審査通過しました😆
・記事数:5(平均4,000字)
・プロフィールあり
・問い合わせフォーム、プライバシーポリシーなしプライバシーポリシーはGDPRの練習兼ねて今後設置します。
おおむね成功ですっ☆ pic.twitter.com/mugO5aV8Yi— Ray (@tomray0306) December 21, 2018
\アドセンス合格/
良く落ちるって聞いてたからびくびくしながら2週間待った。1発で受かるじゃん
ただ、はてなブログ無料からWordPressに移しただけ。プライバシーポリシーやらお問い合わせなし、広告貼ったまま、10記事あるか無いかくらい、cocoonのおかげ? https://t.co/DPKJtshmee
— おこめ@モロッコ滞在中 (@k_y_traveler) November 7, 2018
今更だけど。私がAdSense申請して1発合格した時のブログスペックは
☑記事は10記事(2000字前後 / 1記事)
☑個性丸出しの文章(体験に基づく内容)
☑プロフィールなし
☑お問合せフォーム&プライバシーポリシーなし(現在も)でした。自分的に、体験に基づく文章がイケてたのかなと思う。
— SAORIGRAPH@弾丸旅ブロガー・旅ライター (@saorigraph) August 10, 2018
アドセンスの審査通って
全記事設置完了!!!
よっっっしゃぁぁぁ笑
やっとよ、やっと😭リンクあり、画像あり、プライバシーポリシーなしでも通ったよ
プライバシーポリシーは慌てて設置した😅ちなみにこの喜びを表すならこれ#アドセンス#グーグル広告 #広告 pic.twitter.com/b2RwQRpoCH
— 雪山狂会 会長🏔富良野拠点 (@ykk919) July 14, 2018
わたしもプライバシーポリシーもお問い合わせ窓口もなんもなしでアドセンス通りました。
記事数はたしか20から30はあったはず。アフィリエイト記事はなし。 https://t.co/O8BOkeFwGk
— マリ@子連れ旅ブロガー マイルとクレカの先生 (@makiro77) May 11, 2018
・記事5個くらい
(見出しとか全然なし)
・お問い合わせフォームなし
・プライバシーポリシーなし
こんなブログでも
アドセンスは1発で通りました😇…なぞ。
アマゾンは3回くらい落ちて
未だに通ってません😇これもなぞ。😇
— メタ子@いつまでもブログ超初心者 (@tanico8829) December 11, 2018
▽アドセンス受かった時の状態
申請できてると思ってなかったので
⚫︎ブログ7記事
⚫︎記事完成度7割
⚫︎画像なし
⚫︎プライバシーポリシーなし
⚫︎お問い合わせフォームなし
⚫︎他の広告貼りまくりなのに受かった…
Googleさん寝ぼけてたのかも…— かすみ☁️無資格無添加主婦 (@ksmiso_) August 30, 2018
これらの事例を見るに、プライバシーポリシーが設置してあるかは審査の合否と関係なさそうです。
少なくともないと受からない、というものではないです。
とはいえ、AdSenseの公式ページに必須コンテンツと書かれてる以上、設置すべきなのは間違いありません。
これは推測ですけど、今はまだグーグルがプライバシーポリシーの設置を義務付けたばかりだから設置してない人もOKにしてるだけで、将来的には設置してないと審査に受からなくなる可能性も考えられます。
またたとえプライバシーポリシーの設置なしで審査に合格したとしても、広告を貼る前にプライバシーポリシーを設置することをおすすめします。
公式が必須と言ってる以上、設置してなくてあとで広告を停止されても文句言えないですからね。(ないとは思いますが、あくまで可能性としてです。)
プライバシーポリシーを設置したら審査に受かったという人も
じゃあプライバシーポリシーなくても審査に受かるのか、というと一概にそうとも言えません。
プライバシーポリシーを未設置
→審査に落ちる
↓
プライバシーポリシーを設置して再申請
→審査に受かる
という経験をしてる人も結構いるようです。
例1
- 記事数:7記事→8記事
- 1記事の文字数:600文字〜2800文字→1000文字〜2800文字
- プライバシーポリシー:未設置→設置
にして受かった方。
文字数や記事数は少なくて受かってる人いるのであまり関係ないとして、プライバシーポリシーを設置したことが合格の要因になってそうです。
船人生活 Googleアドセンス審査に8記事で合格したときに気をつけたこと
例2
申請して落ち続けていたAdSense(アドセン)ですがついに合格しました💜
【不合格時】
1記事1500文字以上
20〜23記事
サイトマップなし
プライバシーポリシーなし
修正後すぐに再申請
【合格時】
31記事(1500文字以上)
サイトマップ、プライバシーポリシー設置
再審査まで2週間待つ嬉しいです☺️
— りり@it's my life アメリカ人と国際結婚 (@riri81848307) January 11, 2019
例3
12月のブログはじめてまもないときに、無知な状態でアドセンス申請して普通に不合格。
プライバシーポリシー
お問い合わせこれを固定ページで作って一番下に設置したらすんなり合格。
そのときの記事数15くらい。
あとプロフィールも作ったような、、— 猫狂@ブログ仲間募集中 (@rico_raichi) January 11, 2019
つまりプライバシーポリシーなしで受かる人もいれば、設置して初めて受かる人もいる。
設置するに越したことはないので迷ったら設置することをお勧めします。
プライバシーポリシーページの設置の仕方
設置の仕方はワードプレスなら固定ページに作成します。
文章はコピペで問題ないです。
私のプライバシーポリシーページをコピペしても構いません。
ただし、
著作権や肖像権に関して問題がございましたらお手数ですがこちらからご連絡下さい。
の「こちら」のリンク先は必ずあなたのお問い合わせページのURLに変更してくださいね。
これやらないと審査弾かれる可能性高いです。
ちなみにプライバシーポリシーはコピペでも大丈夫と言われており、私は30サイト以上ある全サイトで同じ文章をコピペして使いまわしてます。
それで問題が起きたことはないですが念のためプライバシーポリシーページは「no index」しておくと確実です。
「no index」は”All in One SEO Pack”などのSEO系のプラグインを入れてると記事ごとにチェックボックスがあって設定できる箇所があります。
SEO対策されたテンプレートなら”All in One SEO Pack”を使わなくても設定できます。(当サイトが使用するJINではデフォルトでできます)
アドセンス審査に運営者情報は必要?
次に運営者情報は必要か、という話ですが、こちらはAdSenseのヘルプページにも書いてないので必須ではありません。
先ほどのTwitterで紹介した人たちの中にも運営者情報も問い合わせフォームもないのに審査に受かってる人はたくさんいます。
なくても問題ないでしょう。
私も受かりましたし。
ただし、運営者情報とお問い合わせフォームは今後ブログやサイトを真面目に運用するつもりなら設置した方がいいです。
理由は2つあります。
運営者情報とお問い合わせフォームを設置すべき理由
1. ASPからの広告掲載の連絡を受けるため
1つはサイトやブログの収益源となるASPからの広告掲載依頼を受けるためです。
サイトを運営していて、アクセスが集まってくると、たまにASPから「広告を掲載しませんか?」というメールが来ます。
たとえばA8.netとかafbとかなら自分で登録して広告を取得しますが、クローズドASPと言って自分からは登録できず、向こうからサイト主に連絡が来て初めて登録できるASPもあります。
こういうASPの広告によって一気にサイトの収入が上がったりするのでお問い合わせを設置しないと機会損失になります。
2. 権威性がSEOに関係すると言われてるから
もう1つの理由はちょっと難しい話ですが、SEOにサイトの権威性が重視されてるためです。
企業サイトが上位表示しやすい傾向があるんですが、これはグーグルが誰が情報を発信してるかを見てるってことなんですよね。
企業サイトに限らず、運営者情報ページもない、誰が書いてるかもわからないサイトよりもちゃんとした人が書いてるページかどうかが重視されるようです。
グーグルがどうやってそれを判断するのかとかまではわかりませんが、たとえば病気系の記事は医者が書いてるサイトが上位表示されやすかったり、法律関係の記事は弁護士が書いてるっサイトが上位表示されやすかったりします。
専門性が重視されるテーマであればあるほど誰が書いてるかが重視されるようです。
雑記ブログならそこまで重要じゃないと思いますが、ないよりはあった方がいいでしょう。
お問い合わせフォームの作成方法
お問い合わせフォームはワードプレスなら「Contact Form 7」というプラグインを使うと簡単に設置できます。
- プラグインを有効化するとワードプレスのサイドバーの「お問い合わせ」にマウスを合わせた時に「コンタクトフォーム」と出るのでこれをクリック
- ショートコードが表示されてるのでこれをコピー
- 「お問い合わせ」というタイトルの固定ページを作成して先ほどのショートコードを貼りつけ。
するとこんな感じで作成されます。
運営者情報ページ(またはプロフィールページ)の作成方法
運営者情報というのは要するにプロフィールのこと。
会社とかで運営する真面目なサイトなら運営者情報というタイトルで作成した方が望ましいですが、個人が運営するサイトならプロフィールというタイトルで作成しても問題ないと思います。
大体の人がそうしてますからね。
私もこのサイトは運営者情報ではなくプロフィールにしてます。
作り方は固定ページにプロフィールというタイトルで記事を作成し、
- 自己紹介
- サイトの目的
を伝えればOK。
最後にお問い合わせページへのリンクを貼れば完璧です。
運営者情報ページの場合、名前(ニックネームOK)+メールアドレスを載せた方がいいと言われてますが、これも直接メールアドレスを載せなくてもお問い合わせページへのリンクがあれば十分です。
また運営者情報ページにプライバシーポリシーを載せる人もいます。
そういう風に指導してる情報商材があるためですね。
別にプロフィール+プライバシーポリシーでも運営者情報ページに全部まとめても、どちらもいいと思います。
ただ個人的には自己紹介が書かれたプロフィールページにプライバシーポリシーが載ってるのはちょっと違和感あると思うので、分けた方がいいんじゃないかと思います。
参考までに。
まとめ
以上、アドセンス審査にプライバシーポリシーや運営者情報は必要なのか、というお話でした。
結論は
プライバシーポリシーも運営者情報もなくても受かります。
が、プライバシーポリシーを未設置で落ちて設置したら受かったという例もいくつかあるので設置した方がより確実に受かると言えるでしょう。
そしてプライバシーポリシーページはAdSenseの公式ページに必須コンテンツと書かれてるのでたとえ審査はなしで受かったとしても必ず設置しましょう。
また運営者情報はなくても受かります。
しかし問い合わせフォームは設置してないと機会損失になるので必ず設置しましょう。