アドセンス審査対策

価値の低い広告枠(コンテンツが存在しない)の原因は?存在してるのになぜ?

価値の低い広告枠(コンテンツが存在しない)

アドセンス審査の不合格理由である価値の低い広告枠シリーズの3つ目!
 

価値の低い広告枠(コンテンツが存在しない)
 

これを見た人はまず思いますよね。

「いや、コンテンツあるんだけど。」と。
 


 

このケースは結構レアなようであまり情報が出回ってませんが、私のサイトで1回出たのでなんとなく原因わかってます。

いったい何が原因で「コンテンツが存在しない」になるのかとその対策方法を解説したいと思います。

価値の低い広告枠(コンテンツが存在しない)の原因と対策

お客様のサイトで複数のポリシー違反が確認されたため、サイトに広告を表示できない状態です。
 

1. 価値の低い広告枠: コンテンツが存在しない

AdSense のプログラム ポリシーに記載されているとおり、ユーザーにとって価値がほとんどないページやアプリ、または広告の比率が高すぎるページやアプリには、修正が行われるまで Google 広告が表示されません。これには、広告配信専用のページや、コンテンツが存在しないページやアプリが含まれます。
詳しくは、次のリンク先の情報をご確認ください。

 

 

詳しくは、コンテンツ ポリシーやヘルプセンターをご覧ください。ポリシー違反を解消したら、サイトの審査をリクエストできます。

つまりグーグル曰く、
 

コンテンツが存在しない

  • ユーザーにとって価値がほとんどないページ
  • 広告の比率が高すぎるページ
  • 広告配信専用のページ
  • コンテンツが存在しないページ

 

ということですね。
 

ってことでいくつか考えられる原因と対策を書いていきます。
 

1. 記事がインデックスされてない

サイトはサーチコンソールに登録してますか?

サーチコンソールに登録してないと記事がグーグルにインデックスされてなくて存在しないのと同じことになってる可能性があります。
 

これぞまさに「コンテンツが存在しない」の典型例ですね。
 

私のサイトだと300記事超えてるのに170記事しかインデックスされてなかったサイトとかありました。

そのサイトはサーチコンソールに登録してたんですけどね…。
 

ちなみに私が価値の低い広告枠(コンテンツが存在しない)で落ちたサイトはそれとは別のサイトですが、サーチコンソールに登録するのを忘れてたサイトです笑

速攻でサーチコンソールに登録して再申請したら即受かりました。
 

ただし、私のそのサイトはドメイン取得&記事入れから1~2か月経過してたサイトです。

新規ドメインで作ったばかりのサイトだとサーチコンソールに登録してもすぐには記事がインデックスされません。

私の300記事超えのサイトなんか5ヶ月経ってもインデックスされませんでしたからね。
 

記事をインデックスさせる方法についてはこっちの記事で詳しく解説したのでこちらを見てください。

価値の低い広告枠(コンテンツの量が不十分なサイト)の原因は記事数不足ではない!?
 

ちなみにブログだけ作成して記事を1記事も書かずにアドセンス審査に審制した場合も価値の低い広告枠(コンテンツが存在しない)で落ちるようです。


 

2. 削除された記事のインデックスが残ってる

削除された記事のアクセスしようとすると404エラーページが表示されます。

記事を削除してもその記事はしばらくはグーグルの検索結果に残ります。

インデックスが自然に削除されるまでに3か月くらいかかるようですが、正確な期間はわかりません。
 

で、この削除した記事が価値の低い広告枠(コンテンツが存在しない)の原因になってるかというと結構微妙なところで、別に削除した記事があっても審査に受かります。

なのでそこまで重要というわけではないんですけど原因の1つとしては考えられると思うので挙げておきました。
 

ちなみに削除した記事のインデックスを削除する(グーグルの検索結果から消す)には、サーチコンソールを使って
 

URL削除のやり方

  1. サーチコンソール(旧バージョン)を開く
  2. Googleインデックス
  3. URLの削除
  4. 一時的に非表示にする
  5. URLを入力して続行を押す
  6. リクエストを送信を押す

 

このような手順が必要です。
 

3. 画像だけのページや動画だけのページがある

次に考えられるのが画像や動画だけで文章がないページ。

こういうページも「コンテンツが存在しないページ」扱いされる可能性があります。
 

動画や画像が自分で作ったオリジナルなものなら人間が審査した場合はコンテンツ扱いしてもらえる可能性もありますが、機械が審査した場合それはわからないので十分落ちる原因になります。

アドセンス審査は機械と人間で二重に行われてるので必ずしも人間に審査してもらえるとは限りません。

最低限2~3行は説明する文章を入れましょう。
 

また、ワードプレスやプラグインの機能で画像を記事内に挿入した際に自動で画像だけのページが生成されてしまうことがあります。

このページは私のサイトでも見たことがありますが、本当にタイトルと画像しかないページです。

そのせいで画像だけのページがグーグルにインデックスされてて「コンテンツが存在しないページ」として扱われてる可能性があります。
 

そうなってないか確認する方法としてはグーグルに

site:ブログのURL

と入れて画像だけのページが出てくるか確認してみましょう。

site:サイトのURLでグーグル検索
 

もし出てきた場合はこちらのサイトに対処法が書いてあるので実行しましょう。

【最新版】WordPressで大量にメディア(画像)ページがインデックスされる原因と対処法
 

4. タイトルだけで本文がないページがある

普通はないと思いますけど、タイトルだけで本文に何も書いてない、または1行とかしか書いてない記事とかないですか?
 

そういうのは完全に「ユーザーにとって価値がほとんどないページ」なので価値の低い広告枠「コンテンツが存在しない」に当てはまります。

もしあるなら削除するか加筆しましょう。
 

例 タイトルだけ書いて本文書くのを忘れてた記事を削除したら合格したケース

GOOGLE ADSENSEの審査に落ちた理由+受かる方法や対策【コンテンツが存在しないページ】と文字数の調整
 

5. 引用だけでオリジナルの文章がほとんどないページがある

最後に 引用した文章を貼り付けただけでオリジナルの文章がないページ。

グーグルがオリジナルコンテンツだけをコンテンツとして見るのでオリジナルコンテンツがない=コンテンツが存在ないという判断をしていて、価値の低い広告枠「コンテンツが存在しない」に当てはまる可能性があります。
 

ただ5chやツイッターをまとめた「まとめ系サイト」で審査に受かったという情報もあるので絶対ではないです。

でも受かりにくいのは確実だと思います。

例 まとめ系サイトでもGoogle AdSense審査が1発合格した&やったこと
 

6. ユーザーにとって価値がほとんどないページがある

ユーザーにとって価値がほとんどないページもコンテンツが存在しないのと同じと認識されてしまう可能性があります。

じゃあそれってどんなページかと言うとたとえば今日○○を食べました。と1~2行書いただけの記事とか。
 

明らかにこれ読んだ人に何も与えるものないよねっていう記事がこれに当たります。
 

ただし、審査は機械&人でやってて記事の中身までそんなに詳しくは見てないはずなので日記記事を書いてるから落ちるわけではありません。

日記記事でも受かってる人は受かってます。
 

もしこれが原因で落ちるとしたら、日記は日記でも1~3行程度の超短い記事が多い場合だと思います。
 

またこの項目は価値の低い広告枠(複製されたコンテンツ)とも被るところなのでこちらの記事もついでに読んでおくといいでしょう。

価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)の原因はコピペだけじゃない

まとめ

以上、価値の低い広告枠(コンテンツが存在しない)の原因は割と明確なので対策は簡単です。

ただ一番やっかいなのはコンテンツが存在してるのに存在しない扱いされてるグーグルに記事がインデックスされてないパターンです。

私はこのパターンのときは価値の低い広告枠(コンテンツが存在しない)ではなく価値の低い広告枠(コンテンツの量が不十分なサイト)で落ちたんですが、インデックスされるまでには時間がかかり、自分ではどうすることもできないので待つしかないです。(グーグルに促すことはできますが)

価値の低い広告枠(コンテンツの量が不十分なサイト)の原因は記事数不足ではない!?
 

あとは画像だけのページがグーグルにインデックスされちゃってるパターンだったときも少し厄介ですね。

インデックスされてるページを消すのも結構めんどくさい作業なので。
 

それ以外についてはそれほど難しいことはなく、簡単に修正できると思います。

価値の低い広告枠(コンテンツが存在しない)だけが問題ならすぐに受かるでしょう。
 

問題はそこから落ちる原因のパターンが変わるケースですね。

その場合はこちらの記事も参考にしてください

価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)の原因はコピペだけじゃない