ブログのアクセスがなかなか増えなくて悩んでる人は多いと思います。
でもその中にブログのアクセスがどうやって増えるのかを知ってる人は意外と少ないのではないかと思います。
ブログにアクセスが増える仕組み
これを知ると、ブログにアクセスが増えなくて悩むこともなくなるし、無駄な記事を書かなくて済むようになります。
だから実は結構知るメリットが大きいブログのアクセスが増える仕組みを初心者向けに解説したいと思います。
ブログにアクセスが増える仕組み
どういう仕組みでブログにアクセスが来るのか、順を追って説明します。
1. ブログのアクセスはどこからくるのか?
まずブログのアクセスがどこから来るのかはおそらくみんな知ってると思います。
検索エンジンから
です。
検索エンジンは
- Yahoo!
のことですね。
グーグルアナリティクスで分析すると
検索流入90%以上
他はSNS(TwitterやFacebook)、direct(ブックマークから直接など)などです。
初心者でTwitterやってる人だとTwitter流入が50%超えてるケースとかもありますが、上級者でTwitterのフォロワーが多い人の場合も、圧倒的に検索流入の方が多いです。
つまり、ブログにアクセスを集めたければGoogleやYahoo!などの検索エンジンからのアクセスを増やすことが必須ってことです。
2. 検索エンジンからのアクセスはどうやってくるのか?
ブログのアクセスが主に検索エンジンから来ることはわかりましたね。
でも検索エンジンからのアクセスがどうやって来るのかは理解してますか?
- あなたがブログに書いた記事がグーグルにインデックスされて検索エンジン上に載る
- その記事のグーグルからの評価が高まるとだんだん検索順位が上がっていき、検索結果の上位に表示される
- 検索エンジン上に表示されたあなたの記事を見つけた人がブログに訪れる
こういう仕組みです。
この仕組みをもう少し分解して詳しく説明しますね。
書いた記事がグーグルにインデックスされる仕組み
- ページがグーグルロボットにクロール(巡回)される
- 特に問題なければインデックスされる
まずグーグルロボットのクロール(巡回)によりグーグルにページが認識され、インデックスされるとあなたの記事がグーグルのウェブ上に表示されるようになります。
グーグルのクローラー(グーグルロボット)は常にネット上に存在する膨大なウェブページを巡回しています。
そしてグーグルの検索結果にあたなのページが表示されるためにはまずグーグルのクローラーにページを見つけてもらう必要があるのです。
見つけてもらった後はインデックスされることで、あなたの記事がグーグルにウェブ上に存在する記事として認識され、検索エンジン上に表示されるようになります。
インデックスされる前は存在しないのと一緒なので検索結果に表示されることはありません。
ではどうすればグーグルにページをクロールしてもらえるかというと、基本的には特に何もしなくても勝手に巡回してくれるのでそれを待てばいいです。
ただ新規ドメインで作ったばかりのサイトの場合、グーグルにクロールされる頻度が低いため、新しい記事を書いてもすぐにクロールしてもらえません。
そしてたとえクロールしてもらえても、インデックスされるかどうかは話は別で、1回のクロールされただけではインデックスされないことも多々あります。
インデックスされてるかの確認方法
自分のブログの記事がインデックスされてるかの確認方法としては2つあります。
①グーグルに「site:ブログのURL」と入れて検索結果が何件出るか確認する
この数字がインデックスされてる記事の数、と判断できます。
これがブログに公開した記事の数と一致すればOKです。
②サーチコンソールで確認する
- サーチコンソール(新しいレポート)を開く
- カバレッジをクリック
- 有効の数=公開した記事の数になってればOK
どちらも
インデックスされた記事の数 < 公開した記事の数
だとインデックスされてない記事があるということになります。
ブログ記事がインデックスされない問題の一番簡単な対策としては、サイトをサーチコンソールに登録してサイトマップを送信すればクローラーに来てもらいやすくなります。
ただし、たとえサイトをサーチコンソールに登録してサイトマップを送信していたとしても、やはり新規ドメインのワードプレスサイトのページがグーグルにインデックスされるまでには結構時間がかかります。
クローラーが1回巡回しただけでは記事はインデックスされず、何度もクロールしてもらって初めてインデックスされるからです。
ちなみに私が2018年9月に開始し、350記事程書いたブログですが、3か月後の2018年12月の時点でインデックスされてないページが100ページほどありました。
サーチコンソールに登録してサイトマップを送信していたにもかかわらず、です。
その2か月後の2019年2月に再度確認したところ、インデックスされるページがだいぶ増えていて大体のぺージがインデックスされてました。(まだ全部ではないですが)
ブログ運営開始から5ヶ月かかってやっとです。
被リンク(他サイトからのリンク)がまったくないサイトなのである程度インデックスが遅いのは覚悟してましたが、まさかこんなに時間がかかるとは思いませんでした。
ちなみにページがインデックスされてないとグーグルの検索結果に一切表示されない状態なのでその記事のアクセスは100%0になります。
5ヶ月かかってやっとだいたいのページがインデックスされた私のサイトですが、350記事も入ってるのに1日のアクセスは10~20くらいです。
グーグルにページがインデックスされないとアクセスがくるわけないのでこうなるのは当然ですが、インデックスに時間がかかりすぎると、アクセスこない期間が非常に長くなるのでつらいところです。
サーチコンソールにサイトマップを送信してもなかなかインデックスされないときはサーチコンソールの「Fetch as Google」という機能で個別ページのインデックス登録を促すことができます。
Fetch as Googleのやり方
- 旧サーチコンソールを開く
- ダッシュボードのクロールをクリック
- Fetch as Googleをクリック
- URLの末尾(https://abc.com/xxxx/)のxxxx部分を入力して取得をクリック
- ステータスの横にある [インデックスに送信] をクリック
- 「このURLのみをクロールする」にチェックを入れて「送信」をクリック
- もう一度URLを入れて取得の左横にある「PC」をクリックし、「モバイル:スマートフォン」を選択して取得をクリック
- ステータスの横にある [インデックスに送信] をクリック
- 「このURLのみをクロールする」にチェックを入れて「送信」をクリック
※「このURLのみをクロールする」のときに「私はロボットではありません」が出る場合はそこにもチェックを入れてください。
ちなみに「このURLと直接リンクをクロールする」を選択しても問題ありません。
これはそのURL内にあるリンクすべてをクロールしてくれる機能なので内部リンクが多いページに使うと効果的です。
「Fetch as Google」をすると24時間以内にインデックスされることが多いです。
新規ドメインのサイトでインデックスが遅いときはぜひ利用するといいでしょう。
めんどくさがり屋の私はこれをしなかったために、インデックスされるのに5ヶ月かかったのでできるだけめんどくさがらずにやっておくことをおすすめします。
別にしなくてもいつかはインデックスされるものですが、インデックスが遅いとアクセス来るまでに時間がかかりすぎてモチベーションが落ちますからね。
ただし、「このURLのみをクロールする」は1日10回、「このURLと直接リンクをクロールする」は1日2回の制限があるので注意してください。
3. 書いた記事の評価が高まって検索エンジンに上位表示されるまで
書いた記事がインデックスされたら終わり、ではありません。
インデックスされることはスタートラインに立った、というだけだと思ってください。
たとえグーグルの検索結果に記事が表示されても、すぐには検索結果の上位には表示されません。
最初は100ページ目とか、圏外とかです。
基本的に検索ユーザーは検索結果の上位に表示された記事しか読まないのでインデックスされたばかりで検索結果のかなり下の方にある記事はほとんど読まれることはありません。
だからこの段階ではまだアクセスは来ません。
そもそも検索ユーザーはどうやってあなたのブログを見つけるのでしょうか。
検索ユーザーはどうやってあなたのブログを見つけるのか?
たとえばユーザーが「チーター 走る 速さ」で検索したらグーグルにインデックスされてる記事の中から「チーター 走る 速さ」ついて書かれた記事の中でもっとも「チーター 走る 速さ」で検索してるユーザーに役に立つと思われるページを上位に表示します。
一番役に立つと判断された記事が1ページ目の1番上に来ます。
グーグルには検索順位を決めるアルゴリズムが200以上あり、そのアルゴリズムによって検索順位を決定しています。
この検索順位ですがキーワードごとに検索順位が決まってます。
「チーター 走る 速さ」の検索結果と「チーター とは」の検索結果とは全然違います。
「チーター 走る 速さ」ならチーターの走る速さを調べてるユーザーに的確な答えを返す記事が上位に表示されてます。
「チーター とは」では動物のチーターではなく、ゲームのハッキング行為を行うプレイヤーという意味のチーターについて書かれた記事が上位に表示されてます。
このようにキーワードによって違う検索順位の上位にいかに自分のブログ記事を食い込ませるかが、ブログにアクセスを集める上で重要となります。
キーワードとは何なのか?
そこで重要なのがキーワードです。
キーワードを意識して記事を書く、というのはブログで稼ごうとするなら当然することですが、初心者の中にはキーワードについての理解が浅い人もいると思うので説明します。
ブログの世界で言うキーワードとは、検索ユーザーが検索窓に打ち込む言葉のことです。
あなたも何か調べ事をするとき、グーグルで検索しますよね?
検索したことがある人ならすんなり理解できるはずです。
ブログにアクセスを集めるためには検索ユーザーに記事を見つけてもらう必要がありますが、そのためには、
まず検索ユーザーが打ち込んだキーワードであなたの記事が検索結果の上位に表示されてる必要があります。
つまり
「検索ユーザーがキーワードを打ち込んだ時にあなたの記事が検索エンジン上に上位表示されるかどうか」
がアクセスがくるかどうかのポイントになります。
そのためには最低限、検索ユーザーにとって役に立つ記事を書くことが大事で、さらにタイトルを見た検索ユーザーに「この記事は役に立ちそう」、と思ってもらってクリックしてもらう必要があります。
だからブログに記事を書く時はまずどんなキーワードで検索するユーザーに読んでほしいのかを意識してそのユーザーが読みたくなるようなタイトルを決めたり、書く内容を決めたりするのです。
これがキーワードを意識して記事を書く、ということです。
ちなみにたとえ記事の内容がよくても記事タイトルで何について書かれた記事かを書いてなければグーグルにどのキーワードで上位に表示させたい記事なのか理解してもらいにくいですし、たとえ上位表示されても検索ユーザーにクリックされません。
したがってキーワードを狙ってタイトルをつけることは超重要です。
キーワードを意識して書かれた記事のタイトル例
- ダイエットのために夕食を納豆だけにしたら翌日1kg痩せました
- 炊飯器が故障!?修理か買い替えかの見極めポイント
- 一人暮らしの女が自力で蛍光灯を交換する方法
(「ダイエット 納豆」「ダイエット 夕食 納豆」)
(「炊飯器 故障」「炊飯器 故障 修理」「炊飯器 故障 買い替え」)
(「蛍光灯 交換 方法」「蛍光灯 交換 一人暮らし」「蛍光灯 交換 女」)
キーワードを意識せずに書かれた記事のタイトル例
- 2月8日の日記
- 炊飯器が壊れました
- 蛍光灯が切れました
初心者ブロガーの中には下の日記のようなタイトルで記事を書いてる人がたまにいますが、この書き方ではアクセスは見込めません。
タイトルに狙ってるキーワードを入れるのは基本中の基本です。
「ダイエットのために夕食を納豆だけにしたら翌日1kg痩せました」は
「ダイエット 納豆」や「ダイエット 夕食 納豆」で検索されたときに上位に表示されることを狙って書いてます。
「炊飯器が故障!?修理か買い替えかの見極めポイント」は
「炊飯器 故障」「炊飯器 故障 修理」「炊飯器 故障 買い替え」で検索されたときに上位に表示されることを狙って書いてます。
こういう感じです。
手順としては
- まずどんなキーワードで上位に表示させたいかを考える
- そのキーワードで検索してるユーザーの悩みを解決する内容の記事を書く
- そのキーワードで検索してるユーザーがクリックしたくなるような記事タイトルをつける
こうすることで狙ったキーワードで検索結果に上位表示されやすい記事を書くことが大切です。
ブログのアクセスを増やすには?
で、ここまでの仕組みを理解すればブログにアクセスを増やすにはどうすればいいのかは簡単に理解できると思います。
あなたが書いた記事がたくさんのキーワードでグーグルの検索結果に上位表示されればアクセスが増えます。
これだけです。
それでは具体的にブログにアクセスを増やすための方法を説明します。
ここからがこの記事で大事なところです。
検索順位が何位になればアクセスがくるのか?
まず検索順位が何位くらいになればアクセスがくるのか。
上位表示にも1位とか2位とか5位とか、検索順位があります。
この順位は何位くらいになればアクセスがくるのか、ですが、キーワードのニーズによって順位ごとのアクセスは全然違います。
たとえば
- 1位:150PV
- 2位:70PV
- 3位:34PV
- 4位:17PV
- 5位:11PV
みたいなキーワードもあれば
- 1位:1500PV
- 2位:650PV
- 3位:340PV
- 4位:240PV
- 5位:180PV
みたいなキーワードもあれば
- 1位:13PV
- 2位:6PV
- 3位:3PV
- 4位:1PV
- 5位:0PV
みたいなキーワードもあります。
需要の大きいキーワードなら5位でも結構なアクセスが見込めますが、需要の小さいキーワードだと1位以外ほとんどアクセスが見込めなかったりします。
また1位~10位の比率もキーワードによって全然違います。
- 1位:30%
- 2位:15%
- 3位:8%
- 4位:6%
- 5位:5%
こんな感じのキーワードもれあれば
- 1位:65%
- 2位:18%
- 3位:8%
- 4位:3%
- 5位:2%
という感じのキーワードもあります。
ちなみに検索結果の1ページ目に表示されるのは基本は10記事だけで、11位以降は2ページ目になるので11位以降は大幅にアクセスが減ります。
ここからわかることですが、基本的にまず
最低限1ページ目に入らなければアクセスは期待できない
というのがまず一つ。
そしてたとえ1ページ目に入ってもよほど需要の大きいキーワード以外は
1~3位などの上位に表示されなければあまり大きなアクセスは期待できない
ということです。
よくある間違いが1ページ目に入ればいい、という考えで記事を書くこと。
1ページ目に入っても7~10位の記事ばかりではほとんどアクセスは望めません。
今までそう思って記事を書いてた人は考えを改めましょう。
ちなみに1日のアクセスではなく、月間のアクセスですが、Ubersuggestというツールを使うと検索順位ごとのアクセス予想が出せます。
無料キーワードツール「Ubersuggest」は検索順位ごとのアクセスが予想できる神ツール
グーグルに記事を上位表示させるには?
ある程度検索順位の上位に表示されなければアクセスはこないことがわかりました。
じゃあどうすれば上位表示できるのか。
グーグルの検索結果に書いた記事を上位表示させるためには、
グーグルに賄賂を贈る、のではなく、
検索ユーザーに役に立つ記事を書くこと
が一番大切です。
少し前の時代だったら「グーグルに賄賂を贈る」に近い行為を行って記事を無理やり上位表示させる人がたくさんいました。
具体的には無料ブログを大量に作ってメインブログにリンクを送り、被リンクがたくさんあるサイト=価値の高いサイトとしてグーグルに認識させる、「ブラックハットSEO」という方法です。
要はグーグルが被リンクのたくさんある記事を高評価する仕組みを悪用したものですね。
しかしこの手法はもうあまり通用しなくなりました。
グーグルが検索順位の公平性を保つためにこの手法の対策をしたからです。
被リンクにもちゃんとユーザーが行き来してるリンクは良質とみなされますが、ただ貼ってるだけでユーザーが行き来してないリンクは質の低いリンクとみなされます。
今でも質の高い被リンクは検索順位を上げる上でグーグルの評価の対象になりますが、質の低い被リンクは意味ないし、質の低いリンクが大量に貼られたサイトはペナルティの対象になり、記事が圏外に飛ばされることもあります。
じゃあ上位表示のためには何が大切か、というと先ほども言ったとおり、
検索ユーザーに役に立つ記事を書くこと
です。
グーグルには検索順位を決める200以上のアルゴリズムがあり、それらのアルゴリズムによってもっとも検索ユーザーに役に立つと思われる記事が上位に表示される仕組みになっています。
200以上あるグーグルのアルゴリズムを簡単に一言でいうとこういうことです。
ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
グーグルが目指してるのは
ユーザーにとって一番役に立つ検索エンジン
です。
検索エンジンは現在グーグルが独占してますが、グーグル以外にもあります。
その中でグーグルが今後もトップの検索エンジンとしてユーザーに使われ続けるために、日々よりいい検索エンジンになるよう、努力しているのです。
で、その努力の方向性はいかにユーザーにとって役に立つか、です。
だから各キーワードで検索してる人に対して、こういう答えを返したら一番役に立つであろう、ということが書かれた記事が一番上に表示されるような仕組みになってるのです。
- 最新情報が重要なキーワードなら最新の情報が載ってる記事を上位に表示させようとします。
- 詳しい情報が必要なキーワードなら情報が網羅された記事を上位に表示しようとします。
- わかりやすさが重要なキーワードなら図解でわかりやすく説明してる記事を上位に表示しようとします。
- 答えが5秒でわかるようなキーワードならその答えを素早く的確に教えてる記事を上位に表示しようとします。
だからブロガーがやることはシンプルで、そのキーワードで検索してる人にとって一番役に立つであろう記事を書けばいいだけです。
グーグルの仕組みはとってもシンプルなんです。
実際、最近の傾向や識者(トップアフィリエイター)の見識ですが、検索ユーザーの行動と検索順位の決定には密接な関係があると言われてます。
特に
- グーグルの検索結果上でタイトルがクリックされる割合(=CTR)が高い記事
- 記事の滞在時間(記事を訪れたユーザーが離脱するまでの時間)が長い記事
- 記事の離脱率(記事を訪れたユーザーが戻るボタンを押して離脱する割合)が低い記事
がグーグルの評価が高くなる傾向にあると言われてます。
つまりグーグルは検索ユーザーの行動を把握していて、検索ユーザーが記事を訪れてからの行動でその記事がユーザーの役に立ったかどうかを判断してるのです。
だから純粋に読者に役に立つ記事程上位表示されやすい仕組みになってるのです。
まさに
ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
ということですね。
ただし、昨日書いた記事が今日1位に表示される、ということはほぼありません。
グーグルが記事を評価するまでにある程度時間がかかるからです。
検索順位が上がるには時間がかかる
グーグルからの評価がものすごーく高い一部のサイトを除いて、新しく書いた記事がグーグルの検索結果に上位表示されるまでには結構な時間がかかります。
その期間は大体3ヶ月~半年と言われてますが、1年以上かかってやっと上位表示されることとかもあります。
なぜそんなに時間がかかるのかというと
まずそもそも読まれないとグーグルの評価が上がらない、ということ。
グーグルの一番メインの評価基準は記事を訪れたユーザーの行動です。
記事が読まれない事には評価されません。
アクセスがこないからグーグルの評価が上がらず、グーグルの評価が上がらないからずっと検索順位が上がらず、だからずっとアクセスがこないまま、という永遠にゼロのバッドループ。
これが普通のブログにアクセスが来るまでにものすごく時間がかかる理由です。
記事をアップしたらまず最初の方で説明したグーグルのクローラーが回ってきてインデックスされますが、インデックスされた段階ではまだ圏外です。
そこから少しずつ少しずーつ、検索順位が上がっていき、1か月後くらいにやっと50位とかになって、3か月後くらいにやっと1ページ目に入って、みたいな感じです。
そして新規ドメインだと私のブログのように、インデックスされるまでにすら5ヶ月もかかったりするわけです。
おそらくそこから上位表示されるまでにはさらに半年はかかるでしょう。
ブログを収益化するには3か月や半年では難しく、基本的に1年以上見る必要があります。
初心者がアドセンスで月収10万稼ぐまでにかかる時間(資産ブログの場合)
新規ドメインのブログは作ってから半年くらいはなかなか書いた記事が1ページ目以上に行けないので平均検索順位が低く、ほとんどアクセスは来ません。
半年経ってようやく多少はアクセスが集まり出し、1年経ってやっと収益化できるくらいのイメージです。
でもちゃんとキーワードを狙って検索ユーザーの役に立つ記事を書いてさえいれば、少しずつ検索順位が上がっていき、いつかは上位表示されてアクセスが来ます。
そういう記事をたくさん書いていけば将来的にはブログのアクセスが増えて安定収入が得られるようになります。
しかしじゃあユーザーの役に立つ記事をたくさん書いてれば必ずアクセスが増えるか、というとまだ少し足りないことがあります。
それが競合=ライバルサイトの存在です。
ライバルサイトの存在~質の高い記事を書いても上位表示されない理由~
どんなにいい記事を書いても、検索順位はずっと圏外のまま。
書いてから半年経とうと1年経とうとアクセスがゼロ。
ある程度ブログをやってる人ならこういう記事はたくさんあると思います。
それはなぜかというと「ライバルサイト」の存在があるからです。
あなたが狙ってるキーワードで記事を書いてる人はあなただけじゃないってことです。
みんなが1位狙ってても1位取れるのは1記事だけです。
1位になれば一番アクセスが来るので当然みんな1位を狙って記事を書きます。
だからライバルが多いキーワードで記事を書いた場合、ライバルサイトとはっきりレベルが違うくらいの質の高い記事を書かないとなかなか1位にはなれません。
わかりやすく言うと、ブログにアクセスを集めるということは、検索順位を競い合う競争に勝たなければいけない、ということです。
この検索順位を競い合う競争のことを専門用語でSEO(Serach Engine Optimization)と呼びます。
よくブログにアクセスを集めるにはSEOが大事、と言われてるのはこれが理由です。
しかしこのことを理解してない人は無謀な戦いを挑んでライバルに絶対に勝てない記事ばかり書いちゃったりするので稼げません。
たとえばいくら需要が大きくて自分が書きやすいテーマのキーワードでも、ライバルサイトがめっちゃ多くて、1ページ目の記事が1万字以上書いてるサイトばかりだったり、企業サイトばかりだったりすると、まず勝てません。
だからたとえキーワードを狙って記事を書いていても、ライバルサイトのことをまったく考えずにキーワードを選んでいると、全然アクセスが集まらないブログになってしまうことがあります。
基本的に
需要の大きいキーワード程ライバルが多くて上位表示が難しく、
需要の小さいキーワード程ライバルが少なくて上位表示が簡単
な傾向があります。
前者のキーワードを狙うことは上位表示ができればめっちゃアクセスがきますが、できる確率は低いのでギャンブルみたいなもの。
後者のキーワードを狙うことは上位表示自体は簡単だけどたとえ上位表示できても大きなアクセスは狙えないので、ちりも積もれば式で小さなアクセスをコツコツ増やすようなもの。
です。
しかしキーワードによっては
需要が大きいのにライバルが少ないめっちゃおいしいキーワード(お宝キーワード)
需要が小さいのにライバルがめっちゃ多い激マズキーワード
もあります。
整理すると
- 需要が大きく、ライバルも強いキーワード
- 需要が大きいけどライバルは弱いキーワード
- 需要が小さく、ライバルが弱いキーワード
- 需要が小さいのにライバルは強いキーワード
この4種類あります。
これらを稼げる順に並べるとこうです。
- 需要が大きいけどライバルは弱いキーワード
- 需要が小さく、ライバルが弱いキーワード
- 需要が大きく、ライバルも強いキーワード
- 需要が小さいのにライバルは強いキーワード
つまりキーワードは需要が大きいかどうかよりも、ライバルが弱いかどうかを重視して選んだ方がアクセスは集めやすい、ということです。
上級者になるとライバルが多少強くても勝てたりするので②と③の順位が入れ替わることもあります。
しかし初心者の場合はライバルが弱いキーワードを狙った方が確実にアクセスを集めやすいです。
実際、私が初心者の時に作ったブログで上位表示できてアクセスがある程度集まった記事のほとんどがライバルが弱い・いないキーワードで書いた記事でした。
ライバルが強いキーワードを狙って書いた記事のほとんどはアクセスがずっと0のままでした。
私の経験上、初心者は特にライバルが弱いキーワードを狙うべきだと思います。
逆に初心者がライバルが強すぎて絶対に1位取れないようなキーワードで記事を書くとほとんどの場合、時間と労力の無駄になります。
私も過去にかなりの時間と労力を無駄にしました。
10時間以上かけて書いた記事が何年経ってもアクセス0のままですからね。
私みたいに時間を無駄にしたくない人は記事を書く前に自分に問いかけてみてください。
「自分は本当にライバルサイトに勝てるのか?」と。
「ライバルサイトよりもよりユーザーの役に立つ記事が本当に書けるのか?」と。
ちなみに1位の記事だけ見るのではなく、少なくとも1~3位の記事は全部チェックして、全記事に勝てるのか考えましょう。
そしてライバルサイトよりちょっといいくらいじゃダメですよ。
基本的にグーグルは同じくらいのレベルの記事があったら既存の記事の方を優遇します。
なぜかというと、新規記事と比べて検索ユーザーに読まれたデータがある分既存記事の方がグーグルの信用度が高いからです。
だから検索順位を抜こうと思ったら誰が見てもこっちの記事の方がいいと思うくらいのレベルで差をつけないとなかなか抜けません。
順位を抜きたかったら110%とか120%ではなく150%とか200%のレベルでライバルサイトよりもユーザー満足度の高い記事にしましょう。
それくらいやってやっと勝てるかもってぐらいのイメージです。
さらに記事の質に関係なく、企業サイトは上位表示されやすい傾向がありますし、健康系のキーワードは病院のサイトが上位表示されやすく、個人ブログが上位表示するのは難しい傾向があります。
こういった企業サイトが上位表示してるケースだと初心者は薄っぺらい記事ばかりでライバル弱そうと勘違いしてしまいがちなので気を付けてください。
キーワードのライバルチェックで重要な強いサイトと弱いサイトの見分け方
とにかくブログで稼ぐには
- キーワード選定
- ライバルチェック
がとても重要と言われてますがそれは全部ブログで稼ぐことがライバルサイトとの競争に勝つことだから、という理由です。
それを知らずにただ100記事書けば稼げるだろうとか、毎日書いてればいつかはアクセス来るだろうなどと希望的観測で記事を書き続けてる人はおそらく一生ブログにアクセスきません。
来たとしても雀の涙程度のものになるでしょう。
もう無駄な記事を書くのはやめよう
初心者がブログで100記事以上書いても稼げない最大の理由。
それはライバルに勝てもしないキーワードで無駄な記事ばかり書いているからです。
ブログにアクセスを増やすにはライバルサイトよりも検索順位を上げる必要がある
こんな単純なことなんですけど、このことをちゃんと教えてくれる教材が少ないので知らずにライバル多いキーワードで記事を書きまくってる人はたくさんいると思います。
そうすると私のように500記事書いても稼げないブログの出来上がりです。
この記事を読んでる方はもう理解してますよね。
ライバルに勝てないキーワードで記事を書いても無駄だと。
初心者は初心者でも勝てる身の丈に合ったキーワードを選びましょう。
ブログにアクセスを増やすにはマーケティングを意識することが大事
ライバルが多い中で競争に勝たなければブログでは稼げません。
そのためにはマーケティングという考え方が必要になってきます。
マーケティングとは市場調査して売れる仕組みを作ることですが、ブログの場合はキーワードを調査して自分が勝てる市場(テーマ)で戦うことです。
- 「需要は大きいか=アクセスは見込めるか?」
- 「ライバルはどれくらい多いか?=現実的に勝てるか?」
- 「自分の市場価値がどれくらいあるか?=経験・知識等がある分野か?」
を考えてブログのテーマを決めます。
そして一つ一つのキーワードでいかにライバルサイトの記事に勝つかを考えて、ライバルサイトよりも記事の質を上げるなり、切り口を変えて読者に新しい価値を提供するなりして差別化を図ります。
一昔前であればただブログに100記事書いただけで稼げる人も結構いました。
でも今は大量の資本を投入できる企業も含めてたくさんの人がブログに参入しているため、ライバルが非常に多くなり、個人がブログで稼ぐことが年々難しくなっています。
だからブログを始めたけど思ったほど稼げずに挫折する人や、稼げないままだらだらと続けてる人が多いのが現状だと思います。
そんな中でも稼いでる人は稼いでます。
その違いは何なのか?
それは市場を理解して勝てる勝負をしてるかどうかだと思います。
- キーワード選定をしっかりして自分が勝てる見込みのあるキーワードを選ぶ
- ライバルチェックをしっかりしてライバルサイトの記事よりも数段上のレベルの記事を書く
これがブログの世界のマーケティングですが、これをしっかり意識して実践してる人が稼げてる人です。
ブログにアクセスを増やしたければマーケティングを意識して、勝てる市場で勝つようにしましょう。
そうすれば記事を書けば書くだけアクセスが増え、アクセスの来ない無駄記事は書かなくて済むようになりますよ。