最近テレビとか、大物YouTuberとかが「情報商材=詐欺です。」と発言したことで情報商材=全部詐欺だと思ってる人もいると思います。
その一方で副業に興味がある人は情報商材に魅力を感じて詐欺じゃないなら普通に買いたいと思ってる方もいるかもしれません。
私は今アフィリエイトという副業をやっていて、月収60万ほど稼いでますが、まだ稼げてなくてどうすれば稼げるのか模索してたときはたくさんの情報商材を買い、200万程使ってました。
後から振り返ればその中には詐欺まがいの情報商材もありましたし、詐欺ではない普通に役立つ情報商材もありました。
ちなみに私は情報商材を販売したことはないですが、現在販売を考えて教材作成中です。
また情報商材をいくつかブログ記事で紹介してアフィリエイトもしてます。
なので
- 情報商材購入者としての立場
- 情報商材紹介者(アフィリエイター)としての立場
- 情報商材販売者としての立場(してないけど考えた事はある)
で3つの視点からなるべく中立的な立場で
「情報商材って何?」
「情報商材=詐欺じゃないの?」
「詐欺系の情報商材を見分けるコツ」
「もし詐欺系の情報商材を買ってしまったらどうすべきか」
について解説したいと思います。
Contents
情報商材って何?
まずはそもそも情報商材を知らない人のために情報商材とは何なのか、ということについて説明します。
情報商材とは、情報が主体となる商品のことです。
情報商材の中身は主に
- PDFファイルによる文字コンテンツ
- 動画コンテンツ
です。
そこにたとえば「アフィリエイトで月10万稼ぐ方法」とか、「ゴルフの上達方法」など、それなりに価値のある情報が載ってるわけです。
情報商材として売られる商品には以下のような種類があります。
情報商材の種類
稼ぐ系情報商材
- 1日30分の作業で月30万稼ぐ新感覚アフィリエイトマニュアル
- 1日10分で毎日100万の利益を確定する究極のFX攻略マニュアル
- 仮想通貨で資産を100倍にする裏マニュアル
- 秒速で10万稼ぐ簡単スキャルピング講座
- バイナリーオプション勝率92%を可能ににする必勝法
- スマホで簡単!1日5分でできるバイナリー講座
- 一般人が顔出しなしでYouTubeで稼ぐための裏マニュアル
- ブログアフィリエイト用記事1000本セット
- 月収50万を安定して稼ぐための転売マニュアル
- 年商1億を1年で達成した人が教える究極のせどり攻略法
など
ノウハウ系情報商材
- ゴルフ3ヶ月上達プログラム
- 剣道上3ヶ月上達プログラム
- ソフトテニス3ヶ月上達プログラム
- 3ヶ月でペラペラになる英会話革命
- 犬のしつけ方革命
- 夫婦関係修復マニュアル
- 復縁マニュアル
- 3ヶ月でお酒に強くなる方法実践プログラム
- コミュ障改善プログラム
- 地下アイドルを彼女にする究極の裏技
- 美女を次々に落とす究極のナンパマニュアル
- キャバ嬢を落とす口説き方マニュアル
など
※ここに書いた教材名は実際に販売されてる情報商材ではありません
情報商材のタイトルはこんな感じで人の興味を惹きつけるためのキャッチコピーを考えて作られてるため、やりすぎててちょっと怪しいタイトルのものが多い傾向があります。
中には誇大表現が使われてて、人によってはタイトルとバナー広告を見ただけで「情報商材=詐欺だ!」と思ってしまうかもしれません。
情報商材販売サイト
情報商材は以下のようなサイトで手に入ります。
情報商材販売者がこういったサイトに自分の商品を掲載するには審査があるので詐欺商材はある程度弾かれるはずですが、現実には詐欺のような情報商材もたくさん載ってます。
一番の大手のインフォトップは一番審査基準が厳しいので比較的詐欺商材が少ないと言われてますが、実際私の体感だとインフォトップですら詐欺っぽい売り方をしている情報商材は少なからずあると思います。
また情報商材は必ずしも上記サイトに登録する必要はなく、個人がインターネット上で自由に販売することも可能です。
情報商材の価格
そんな情報商材の価格ですが、結構高いですね。
値段はピンキリで安いものだと1000円、高いものだと10万円を超えるものもあります。
平均としては1万~3万円の間に収まるものが一番多いです。
こちらはインフォトップの売上ランキングです。
値段が高くても普通に売れてることがわかりますね。
ちなみに1位の「SIRIUS上位版」はアフィリエイターなら知らない人はいないくらい有名なアフィリエイトサイト作成用ソフトで私も持ってますが、2年以上使い続けてます。
24,800円ですが普通に便利ですし価格相応の価値が普通にあると思います。
シリウスとワードプレスどっちがSEOに強いのか20サイトで検証してみた
また6位の「症状別腰痛治療マニュアル」なんかはバナー画像もないのに売れててすごいですね。
ほぼ稼ぐ系の情報商材がランキング上位を独占してる中で唯一のノウハウ系情報商材。
中身見たところ腰痛の人向けではなく、腰痛を治す理学療法士などのセラピスト向けの教材のようです。
なるほど。これは需要はあったけど供給が圧倒的に足りてなかった感じのノウハウなのではないでしょうか。
買ったことない人には信じられないかもしれませんが、ちゃんと需要があって価格相応の価値があれば値段が多少高くても売れるものなんです。
情報商材のセールスレターを読むと「むしろそんな安くていいの?」と思わされてしまったりもしますしね。
情報商材と有料noteの違い
最近は情報商材よりもクリーンな印象を与えられるので売れやすい有料noteが流行ってますが、見た目が違うだけでnoteも情報商材とやってることはだいたい同じです。
情報という目に見えないものを売ってて、それが情報商材としてか、有料noteとしてかの違いだけです。
ただコンテンツ量は圧倒的に情報商材の方が多く、有料noteの方が少ない傾向があり、価格は情報商材の方が圧倒的に高額でnoteは安い傾向があります。
一長一短ですね。
情報商材 | 有料note | |
---|---|---|
情報の量 | 多い(PDF100p以上、動画なら10時間以上) | 少ない(1000~1万字くらい) |
価格 | 高い(平均1~3万くらい) | 安い(平均500~3000円) |
アフィリエイト | できる | できない |
見た目 | 派手だけど怪しい | 地味でクリーン |
また、情報商材と有料noteにはもう一つ、アフィリエイトできるかできないか、という違いがあります。
アフィリエイトとはある商品をブログやTwitterなどで紹介したときに紹介者にも紹介料としてアフィリエイト報酬が支払われるという仕組みのことです。
例として、アフィリエイト報酬が50%もらえる1万円の商品をブログ等で紹介してそのブログに貼ってあるリンクから誰かが商品を購入するとそのブログ主にアフィリエイト報酬5000円が支払われます。
イメージ図(価格が1万円でアフィリエイト報酬5000の商品をアフィリエイトする例)
アフィリエイトによって儲かるため、情報商材は他人の商品を積極的に紹介する人が多いのに対し、有料noteは紹介しても儲からないのでわざわざ他人のnoteを紹介する人は少ないです。
アフィリエイト目的で販売(紹介)してる人がいない、という意味では情報商材より有料noteの方が健全と言えますね。
ちなみに私は有料noteも10個以上は買いましたが、中身の質は完全にものによります。
値段が2000円くらいなのに1万円以上の情報商材以上に役に立つ有料noteもあれば3000円なのにブログなどで無料で得られるレベルの情報が簡単にまとめられてるだけでそれこそ詐欺だと思ったようなものもありました。
本や電子書籍との違い
実は情報商材は情報を売りにするという点では本や電子書籍とも変わりません。
どちらも何らかの知識やノウハウを学ぶためのものである、という点では同じです。
情報の質という点で本は元々出版するのに出版社を通す必要があるため信頼性のあるしっかりしたものが多かったのですが、最近ではセルフ出版も一般的なので一概に言えません。
アマゾンのKindleを始めとする電子書籍は誰でも簡単に出版できてしまいますしね。
もちろん今でも出版社を通して販売されてる本は品質が保たれてる傾向があります。
でも情報商材は情報商材でASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)と呼ばれる仲介業者を通して販売されてる商材は審査があるため、一定の品質は保たれてます。
したがって情報商材も一般書籍もその機能自体はほぼ同じ。
違うのは売り方です。
見た目の違い
まず見た目が違います。
情報商材は見た目が派手で怪しい印象を受けるものが多いですね。(人によっては魅力的に映るかも)
本は真面目でクリーンな印象を受けるものが多いですね。
価格の違い~情報商材が本と比べて高い理由~
次に価格の違い。
たいていの情報商材は本よりもかなり高額な値段で販売されてます。
その代わり一般的な本の価格である1000円前後で教えるには惜しいような裏情報が載っていて1万円~3万円だったとしてもちゃんと価格相応のものになってたりします。
でも情報商材を買ったことがない人の感覚だと、なんでそんな高額の怪しいものが売れるのかわからないかもしれません。
話をわかりやすくするためにイチローを例に出します。(イチローが現役を引退して指導者になったと仮定します。)
イチローがプロ野球選手になる方法をマンツーマンで教えてくれるとしたら1時間いくらになるでしょうか?
10万くらいは行きそうですね。
イチローに野球を教わりたい人は日本全国どころか、世界中にたくさんいるので。
そんなイチローが自分だけが知ってる野球上達のコツをまとめた120分のDVD動画を1万円で販売したらどうなるでしょう。
イチローから野球を教わりたいと思ってる人のうち10%ぐらいは買うんじゃないでしょうか?
他にも
「明石家さんまが教えるトーク術の1万円の教材」とか、「島田紳助がお笑いの極意を教える1万円の教材」とか、もし販売されたら絶対買う人はいっぱいいると思います。
稼ぐ系情報商材の場合もこれとまったく同じことなんです。
「アフィリエイトで稼ぐ方法」を例にして説明しますね。
たとえば月収300万稼いでて教え子も月収30万超えを多数輩出してる人がいたとします。
この人のコンサルを受けた人はかなりの確率で稼げるようになるので非常に人気。
でもこの人が一度にコンサルできるのは10人までと限られてます。
でもその人が教える方法は再現性が高くて情報としての価値が非常に高く、コンサルを受けたい人は100人以上いるという状況。
こんな人が自分の持ってるノウハウを誰でも再現できるように情報商材として販売してくれたら買いたくなりませんか?
むしろ「お願いだから売ってください」という気持ちにすらると思います。
つまり詐欺ではない優良な情報商材は普通の感覚でいったら高額に見えるかもしれませんが、そのノウハウが知りたい人にとっては高くてもその価格相応の価値があるのです。
ぶっちゃけアフィリエイトという副業で月収60万稼いでる私もやろうと思えば自分が稼いでるノウハウを元に1万円くらいの情報商材は作れます。
もし仮に私が独自の情報商材を作って売るとしたら
「500記事書いて月1万しか稼げなかった私が80記事で8万稼げるようになった少数精鋭型アドセンスマニュアル」
「1日100PV以上の記事率30%以上を達成した100PV記事量産マニュアル」
みたいな感じのタイトルでタイトルに見合ったノウハウを全開にして出します。
過去の自分がこのタイトル見たら1万円以上でも余裕で買いたくなるので1万円以上の価値は普通にあると思います。
しかしこれを情報商材ではなく1000円の電子書籍とか、1000円の有料noteとかで売ることもできるわけです。
その方がたくさん売れるので売上としては情報商材として売った場合とそんなに変わらないくらい稼げるかもしれません。
そしてたくさん売れた方が私の知名度が上がります。
でも私なら1万円で売るか1000円で売るかだったら1万円で売ります。
なぜかというと、あまり自分のノウハウが広まってしまうとライバルが増えすぎて自分も私の教材買った人も稼ぎにくくなる可能性があるからです。
稼ぐ系情報商材の場合、競合が増えると稼ぎにくくなるタイプのものが多いので安い本として出版してたくさんの人に売れすぎることがデメリットになることが多いんです。
だから価格の高い情報商材として売って買う人を少数に絞った方がちゃんと収入も得られるし、競合が増えて稼ぎにくくなるリスクも少ないです。
その結果として、稼ぐ系の情報については自分のノウハウを本にして売る人より情報商材として売る人の方が多い傾向があるのです。
もちろん中にはそんなこと気にせずに本として出版する人もいますし、たくさん売れた方が自分の知名度が上がってその後の商売がしやすくなるという意味ではメリットもありますけどね。
またもし仮に「え?その値段でそんなことまで教えちゃうの?」と思うような稼ぐ系の超有益なノウハウを1000円くらいの本として売る人が今後増えると価格の高い情報商材が売れなくなり、みんなが情報商材ではなく本として売るのが当たり前になる時代がくるかもしれません。
まぁ私はそんな時代こないと思いますが…。
とりあえず稼ぐ系のノウハウを売る場合、情報商材と一般書籍が混在してる今の時代では情報商材として売るのが一番儲かるし一番自分にとっての不利益になりにくいしでメリットが大きいからそうしてる人が多いというわけです。
つまり情報商材の販売者にとっては、自分のノウハウを情報商材として売るか、本や有料noteで売るかはそれぞれメリット・デメリットがあり、自分の方針や商品に合った手法を選んでいるのです。
教材販売者にとっての情報商材と有料noteのメリット・デメリット
情報商材 | 有料noteや本 | |
---|---|---|
メリット |
|
|
デメリット |
|
|
向いてる商品・人 |
|
|
ちなみにインフォトップで売上ランキング6位の症状別腰痛治療マニュアルの上野さんは情報商材と1,010円のkindle本両方出してます。
おそらくですが、kindle本読んだ人に「より実践的な方法が知りたい方はこちら」、という感じで情報商材の方に誘導してるのではないかと思います。
そういうやり方もありますね。
両方やってる上野さんみたいな人の場合は、
- 本や有料noteは宣伝効果目的
- 情報商材は収入源にすることが目的
で販売してるケースが多いと思います。
いずれにせよ、情報商材は本や有料noteと比べてかなり高額なものが多い傾向にありますね。
でも今のSNS社会では価格だけ高くて中身がない教材を売るとすぐに悪い評判がついて詐欺師呼ばわりされることになるので、基本的にはその価格分の価値はあるケースが多いです。
しかしもちろん中には情報商材の中身=コンテンツが全然価格相応じゃなくてただ単に値段が高いだけというケースもあります。
情報商材は誰でも販売しようと思えばできるのでそういった価格不相応で詐欺まがいの商材もたくさんあるのです。
アフィリエイト報酬の違い
また情報商材はアフィリエイト報酬が大きいことが本や電子書籍との大きな違いです。
アフィリエイトは先ほども紹介しましたがその商品を紹介して販売した人に売上の何%かが入る仕組みのことです。
本や電子書籍もアマゾンと契約すればアフィリエイトできますが、アマゾンからもらえるアフィリエイト報酬はKidnle本=8%、本=3%と低いです。
これは1000円の本で、Kindleなら80円、紙の書籍なら30円もらえるということです。
正直、80円や30円もらってもあまりうれしくないですよね…。
だから本をアフィリエイトするのはコスパが悪いです。
対して情報商材のアフィリエイト報酬は50%~70%くらいとかなり高く設定されてることが多く、2万円の情報商材をアフィリエイトすれば紹介者に1万~14000円ほどの報酬が入ります。
アフィリエイト報酬70%で2万円の情報商材を販売する場合
- 紹介者:1人に商品を売ると14,000円ゲット
- 販売者:何もせずに6000円ゲット
このように紹介者と販売者がウィンウィンの関係なんですが、特に紹介者はもらえる金額が大きいので紹介するメリットが大きいです。
1人に売って14,000円もらえるならその情報商材を1日1本売るだけで1ヶ月で42万円の収入になりますからね。
だからアフィリエイト目的で情報商材をブログやメルマガ等で紹介してる人が多いのです。(私もしてます)
またアフィリエイトで情報商材を売るときは特典を付けることが許されています。
そのため、魅力的な特典をつけることで売上アップを狙ってる人も多いです。
中には特典の価値が元々の情報商材よりも高いくらい魅力的な特典をつけるアフィリエイターもいます。
特典やサポートをつけるとこんな感じになります。
こうなると買う人からすると商品だけじゃなくて特典やサポートまでもらえてお得に見えるのでより買いたくなるわけです。
このように情報を商品にするという意味では情報商材も本も変わりありませんが、そこにアフィリエイトが絡むことで大きな違いが生まれているのです。
情報商材=全部詐欺なのか?
では情報商材=詐欺なのかということについてですが、情報商材全部が詐欺ではありません。
200万使った私も詐欺だと思った商材ももちろんありますが、そうでないものの方がむしろ多いくらいです。
しかし一般には詐欺と言ってもいいような情報商材が多いのは事実です。
情報商材に詐欺が多い理由は、情報商材の仕組みを考えるとわかります。
情報商材に詐欺が多い理由
1. 儲け話に喰いつく人が多いから
情報商材に詐欺が多い一番の理由はこれです。
お金は誰でも欲しいですよね。
それも簡単に稼げれば稼げるほどいいですよね。
副業で年収増やしたい人から留学などの夢の実現のためにお金が必要な人、借金があって今すぐ稼がないと困る人など、お金の悩みは人それぞれ。
簡単に稼げるからと興味本位程度の人もいればかなり本気でお金を稼ぎたくて真剣に情報を探してる人までいます。
私は後者だったのでかなりガチで稼ぐための情報を探していろんな情報商材買いましたが、やはり稼ぐ系の情報商材は詐欺、もしくは詐欺に近い商材が非常に多かったです。
稼ぐ系の情報商材の中には実際に稼ぐために役に立つ情報商材もありますが、情報弱者を騙して教材を売って儲けることだけが目的の商材が多いのでかなり慎重に選ぶべきだと思います。
2. アフィリエイトできるから
情報商材に詐欺が多くなる要因として次に大きいのがアフィリエイトできること。
情報商材をアフィリエイトするアフィリエイターにとっては売れば売るほど儲かる仕組みです。
先ほども言ったように、情報商材をアフィリエイトすること(紹介して販売すること)は販売者にとっても紹介者にとっても儲かることになるのでウィンウィンの関係なのです。
そして一番儲かるのは情報商材の大本の販売者です。
販売者にとっては印税のような感じで、アフィリエイターが情報商材を紹介してくれて売れれば売れるほど儲かります。
たとえば1万円の情報商材でアフィリエイト報酬が6,000円の場合に1本売ると
アフィリエイター | 6,000円 |
---|---|
情報商材販売者 | 4,000円 |
になります。
一見、販売者の方が少ないっておかしくない?って思うかもしれませんが、紹介してくれるアフィリエイターの数が多ければ多いほど大本である販売者の利益が大きくなります。
これを図にするとこのような感じです。
ちなみにネズミ講っぽいですがネズミ講とは違います。
基本的に販売者と紹介者だけで報酬が分配される仕組みなのでダウンとかはありません。
これがネズミ講だったらアマゾンの本とかも全部ネズミ講ですからね。
ただし、情報商材によってはネズミ講まがいのものもあります。
情報弱者に商材を売るだけ売って終わり、みたいなものですね。
商材の中に書いてあるノウハウが買った人にも同じようにその情報商材を売れば稼げますよーみたいなことだったりするのでその連鎖です。
たとえば1日30分の作業で月収100万稼ぐ教材などの場合、
そもそも教材作った人が「1日30分の作業で月収100万」稼いだわけではなく、その教材を売ることで月収100万稼いでるだけ
というケースもあります。
これは昔与沢翼氏がやってたと言われる、詐欺に非常に近いかなりグレーな手法ですね。
半年で1億確実に稼げるなどの魅力的な言葉で情報商材や高額塾を販売し、その利益で見込み客となるリストを集めてさらに利益を増やしていく。
さすがに今はこういった手法に騙される人は少ないのでこれ系の情報商材や高額塾の数は減りましたが未だにやってる人もいます。
Twitterとかインスタグラムとかでやたら勧誘してる人が多い副業もたいていこのケースです。
Twitterでよく見る日給8万稼げる怪しい副業グループに詳細聞いてみた。
しかしじゃあ情報商材をアフィリエイトする仕組みが悪いかと言ったら決してそんなことはないです。
基本的には販売者も紹介者も儲かるウィンウィンなビジネスですからね。
自分が稼げるきっかけになった情報商材とか、友達にも勧められるくらいいいと思った情報商材に自分のオリジナル特典やサポートを付けて紹介してる人もいます。(私もやってます)
ただし売れやすいからという理由で自分が稼げたわけでもない情報商材を紹介してる人とか、買ってもない情報商材を大量に紹介してる人とかはあまり信用しない方がいいです。
そういう人と本当にいい商材だけを紹介してる人の見分け方は後程解説します。
3. 返金ができないシステムだから
次に情報商材は基本的に返金ができません。
なぜかというとPDFダウンロード式で一度渡すと返却できないからです。
だからほとんどの情報商材は一度買ったら返金できません。
でも返金保証をつけてる情報商材もあります。
この場合は返金も可能です。
しかし返金保証はたいていの場合、誰でも受けれるようにはなってないことが多いです。
- 毎日マニュアル通りに教材を実践した人
- 毎月課題を提出した人
- 教材実践中にオッケーが出るまでサポートを利用した人
などきちんと教材を実践した上で、でも結果が出なかった人にのみ返金保証がついてるケースが圧倒的に多いです。
返金保証を受けたい人の大半は「これは稼げない。騙された」と判断して途中でやめるか、マニュアル読んだ時点で「こんなの実践しても意味ない」と思って実践しない人なので返金保証を受けれません。
私も過去に返金保証がついてる30万の高額塾に入って、途中で辞めたために返金保証を受けれず泣き寝入りしたことがあります。
返金保証付きの情報商材を買うときは「返金保証を受けれる条件」をしっかり見るようにしてください。
また過去に返金保証を受けたことがある人がいないか検索して探したり、販売者に問い合わせで聞いたりしておくといいでしょう。
悪質なケースだと条件を満たしてても「それはマニュアル通りに実践してないからだ」などのありとあらゆる言い訳をしてきて返金を受けれた人なんて一人もいない、という場合もあります。
基本的に買った後に詐欺だと気づいても遅いので買う前に詐欺かどうか見抜くことが大切です。
優良な情報商材とはどんな商材か?
これまで詐欺系の情報商材についてお話してきましたが、じゃあ詐欺じゃない優良な情報商材は何なのか。
一番多いのがこういうケース。
コンサルしたら半年で30万くらいは取れるレベルの人が1~2万円くらいでそのノウハウを情報商材として販売する
というものです。
自分も月収100万以上稼いでるし、月収10万円以上稼げる教え子も多数輩出してる人がそのノウハウを情報商材として販売したら、その教材には3万円以上の価格がついても私なら買う価値はあると判断します。
イメージとしてはこういう感じ。
こういう感じの自分の実績と教え子の実績をプロフィールに載せてる人とかがいい例です。
もちろん嘘の情報を載せてる人もいるかもしれませんが、この実績が本当ならかなりすごいですよね。
証拠がないとその人が本当に稼いでるのかとか教え子が本当に稼いでるのかとかはわかりませんが、実際に複数の教え子がその人のことをブログで紹介とかしてたら信憑性も出ます。
こういうちゃんとした実績がある人が売ってるのが優良な情報商材です。
ただし、教え子が何人いて、何%が稼げてるのかとかは詳しく調べないといけません。
たとえば一部の稼げた人の情報だけ載せてたけど実は再現性5%程度で残りの95%の人は稼げてなかったパターンとか。
「購入者のうち3000人が月収30万円以上稼げるようになってます。」みたいな文言がセールスページにあったけどそれは完全に虚偽情報だったとか。
また、稼ぐ系の情報商材だけでなく、英語やスポーツなどのノウハウ系情報商材も同じで、販売者の実績や教え子の実績があればその情報商材の価値は本物と判断できます。
とはいえ、本当に稼いでる人のみんながみんな実績を自慢するようにプロフィールに書いてるとは限らないですし、実績が書いてなくても実はすごい人もいます。
実績だけでなく、その人のブログ記事とかTwitterの発言なども見て、本当に稼いでる人なのかどうか、判断するといいでしょう。
誰もが知ってるようなことしか言ってない人とか、表面的なことしか言ってない人だと本当に稼いだ経験があるのか怪しいですね。
情報商材に200万使った私が教える優良な情報商材と詐欺系の情報商材の特徴と見分け方
じゃあ詐欺系の情報商材と本当に稼げる優良な情報商材はどう見分ければいいのか、お伝えします。
まずは情報商材に200万使ってある程度優良な情報商材と詐欺系の商材の判断ができるようになった私が思う、詐欺系の商材の特徴と優良な商材の特徴をまとめてみます。
詐欺系の情報商材の特徴
まずは詐欺系の情報商材の特徴です。
1. セールスレターに「楽に稼げる」「確実に稼げる」「○○人がすでに稼いでます」などの誇大表現が多く使われている
詐欺系の情報商材のセールスレターに多いのがこういう文言です。
- コピペだけで稼げる
- スマホだけで稼げる
- 完全自動収入
- ブログ記事を書かなくても稼げる
- ほったらかしで稼げる
- 1日5分の簡単な作業で誰でも月収10万稼げる
- 1ヶ月で月収100万可能
- 月収30万最低保証
- 再現性98%の稼ぎ方
- すでに3000人が月収10万以上稼いでます。
など
こういうの見てほしいと思ってしまう人は騙されやすい人なので気を付けてください。
私は副業としてアフィリエイトを2年以上やってますが、楽に稼げる方法、短期間で稼げる方法、再現性100%などと書かれた教材でまともな教材に出会ったことがないです。
アフィリエイトは基本的に1日3時間以上の作業を1年以上コツコツ努力してやっと稼げるようになるものですし、1年で月収10万以上行く人もかなり少ないです。
実際月5万円以上稼いでるアフィリエイターのほとんどが1日3時間以上作業していた、というデータもあります。
引用元:アフィリエイトプログラムに関する意識調査<2016>
結局努力しなければ稼げないものなんです。
一応トレンドブログという流行を追うタイプの手法なら半年で10万くらいは稼げますが、それは流行が終われば稼げなくなる手法なので長期的に稼ぎたい人は真面目にコツコツやるしかないですね。
私はアフィリエイト以外の手法のことはあまり知りませんが、基本的になんでもコツコツ努力した人だけが稼げるもの。
短期間で簡単に稼げる方法なんてありません。
もしあったら日本経済が崩壊します。
月収30万最低保証とか、再現性98%とか、30000人がすでに稼いでますとかは99%誇大広告です。
実現することは99%ないので信じちゃダメですよ。
例 弁護士が情報商材屋の特商法違反を指摘するとこうなりました。【弁護士vs情報商材屋】
こちらの販売者は「最低保証月額30万を誰でも簡単に稼げる」ことを何度も強調してますが、そんな投資が現実的に存在しないことは誰でも簡単にわかることですよね?笑
でも稼ぎたい気持ちが強い人からするとどうしても食いつきたくなるものです。
だから私は情報商材に200万使っちゃったんですよね…。
稼ぎたい気持ちが強い人ほど慎重に冷静になって甘い言葉の裏にある真意を見抜いてください。
基本的に「楽して」「簡単に」「再現性100%」などの言葉を見たら
「すげー!」ではなく
「怪しい!ダメ!」と拒絶反応を起こすくらいの気持ちでいた方がいいと思います。
2. 「1億円あげまず」「1億稼いだツールをプレゼントします」などのよくわからないプレゼントがある
情報商材の販売ページの中によくあるのがプレゼントでメルマガやLINE@への登録を促すパターンです。
別にこのやり方の全部が全部悪いわけじゃないですが、プレゼントが明らかにおかしいケースがあります。
「1億円あげまず」
「1億稼いだツールをプレゼントします」
みたいなものですね。
この時点で私はそのメルマガ登録するのやめます。
怪しい匂いしかしませんからね。
3. セールスレターに「販売終了まで○○時間○○分○○秒」という時限爆弾のようなものがある
これも情報商材の販売ページによくありますね。
なぜか販売期間が決まっててその日を過ぎると販売終了するもの。
これは基本的に売るためのテクニックです。
人は限定性を刺激されないとなかなか購買行動に移らないので期限をつけるのが心理的にかなり有効なんです。
だから多くの情報商材販売者は販売期限をつけるんですが、そもそもその人が稼ぎたいなら販売終了するわけないですよね?
単なるテクニックでそれを表示させてるだけの可能性が高いです。
一応先行販売価格だったり、半年に1回の塾とかで入塾できるタイミングが決まってたりで本当に期限があるものもあります。
しかし私なら販売期間の時間制限を見たらまずそれは売るためのテクニックと思って警戒し、買わない方向に意識を傾けますね。
4. 購入者の声が動画で載ってる
最近多いのが購入者メッセージを動画で販売ページのど真ん中当たりに置いて信憑性アピールしてるパターンです。
買う側からすると、本当に稼げた人がいて、しかもその人が顔出ししておすすめしてたらこれは詐欺じゃないって思いますよね?
でも詐欺なんです!
私が購入した商材・高額塾でこのパターンで詐欺だったことが2回ほどあります。
それ以来私は購入者の声が動画で載ってる販売ページを信用するのを辞めました。
もちろんこのパターンの全部が全部詐欺ではないです。
でもこの購入者の声動画を載せることは教材販売者からすると教材の信憑性を上げて売上を上げるのにものすごく有効なテクニックなのでサクラを雇ってでも使いたいわけです。
おそらくその動画に載ってる人は広告料として相当な金額をもらってると思います。
この業界では顔出ししてるから嘘じゃないという考えは通用しないですね。
むしろ逆にしてればしてるほど怪しいぐらいに思ってもいいかもしれません。
もちろん顔出ししてて本当に信用できる人もちゃんといますけどね。
5. セールスレターに電話番号があって販売者に問い合わせできる
次にこれ。
販売ページの右下とかにポップアップが出てきて「電話で質問受け付けます。」みたいになってるパターン。
これは一見安心できそうなものですけど、実はそうとは限りません。
電話って相手の思うつぼですよ。
セールストークが上手い営業マンの手にかかると買うかどうか迷ってる人のほとんどが買わされることになりますから。
わざわざ電話で相談できるようにしてるのは基本的に買う人のためというより売り上げを上げるためです。
じゃなきゃそんなめんどくさいことしません。
相談する相手を間違えないでください。
販売者に相談すれば買う方向に誘導されるに決まってますから。
中には本当に性格がよくて買うべきじゃない人には買わないようにアドバイスする人もいますが非常にまれですし、そういう人はわざわざ電話相談なんてつけないことがほとんどだと思います。
6. プレゼントなどを餌にLINE@へ誘導してくる
次に最近よくあるのがLINE@。
元々はメルマガがよくあるパターンでしたが最近はLINE@が登場しました。
魅力的なプレゼントを用意してそれを餌にLINE@に誘導。
情報教材の販売者からするとメルマガやLINE@に登録した人のうちの何%かを商材を購入してくれるので母数を増やせば増やすほど儲かります。
だからこの母数を増やすために魅力的なプレゼントを用意するのは売上を上げるためのテクニックです。
まぁこれは詐欺商材・優良な情報商材に限らずよく行われることなのでこれがあるからというだけでは詐欺系の情報商材とは言えませんが、その登録のさせ方が無理やりすぎるものはちょっと怪しいです。
7. 全額返金保証をつけている
最後に返金保証をつけてるもの。
これが逆に怪しいです。
普通、情報商材は返金保証がつかないのが普通です。
そもそも教材はダウンロード式で返品できるものじゃないですから。
そして情報商材に返金保証をつけることも完全に売るためのテクニックです。
付けた方が売上が上がるから付ける。
完全にそれだけです。
だから「返金保証をつけてるなんて素晴らしい!」なんて思っちゃダメです。
むしろ「返金保証をつけてるなんて嫌らしい!」って思うべきです。
そしてすでにお伝えしましたが、その返金保証には条件があって役に立たないパターンがほとんどなので付いてても意味ないです。
こんな感じで、教材をちゃんと実践した証拠がないと返金できないケースが大半です。
でも稼げない教材に180日間取り組むくらいなら返金なんて受けない方がマシですよね?
そもそも情報商材って買った人が実践しないと稼げるようになることはありえないので稼げるかどうかは買った人の個人の能力やモチベーションに大きく依存します。
稼ぐ系の教材が購入者の100%を稼がせることは絶対に不可能です。
だから稼げなかったら返金保証にするとか、普通に考えたら自殺行為です。
それをわざわざやる場合は必ず実践したことの証拠を見せることなどを条件に付けます。
そしてそういう条件を付ければ返金保証をつけるリスクがほぼなくなります。
返金保証によって利益が下がるリスクほとんどなしに売上だけは上げられる。
これが情報商材の返金保証の実態です。
ほとんどの情報商材の返金保証は教材販売者にしかメリットがありません。
だから返金保証がついてる情報商材は私はかなり怪しいと判断します。
優良な情報商材の特徴
では次に詐欺ではない優良な情報商材の特徴をお伝えしますね。
1. セールスレターに詐欺系の情報商材の特徴に挙げたような買わせるためのテクニックや煽りが少ない
まず一番最初にこれですね。
詐欺系の情報商材は売るためのテクニックがセールスページのあちこちに組み込まれてるのでわかりやすいです。
対して優良な情報商材は売ることよりも本当に買った人の幸せを考えて販売してるので売り込みのテクニックは少ないです。
必要な人に買ってもらえればそれでオッケー、必要ない人には売らない、というスタンスですね。
買うべき人だけに買ってもらう。
そうでない人には売らない。
これが本物の教材販売者のスタンスです。
とはいえ、普通に役立つ優良な情報商材もある程度は売るためのテクニックが使われてます。
それが過剰でないかどうか、まずはここを判断基準にするといいと思います。
2. 返金保証はついてない
返金保証はついてないものの方が信用できます。
稼がせる自信があるんだったら返金保証なんてつけませんし、そもそもつける理由がありません。
売上を上げたいから購入者を騙すような形で返金保証を付けることは優良な情報商材の販売者であればやりません。
詐欺系情報商材を見抜くための実践的なテクニック
詐欺系の商材と優良商材の特徴がある程度わかったところで、肝心の見分け方の実践的なテクニックを紹介します。
これをやればたいていの情報商材は詐欺か詐欺でないか見分けられます。
1. 購入者や実践者のブログ記事を調べる
一番簡単なのはその情報商材をすでに購入した人のブログ記事を見ること。
グーグル検索を活用して調べます。
「教材名 レビュー」
「教材名 感想」
「教材名 評判」
「教材名 詐欺」
「教材名 実践」
この辺のキーワードですね。
特に「レビュー」「感想」「実践」辺りがおすすめです。
例)pride
ただしこうやって調べると9割ぐらいは実際には購入してないけどその情報商材を紹介しているアフィリエイターのブログ記事が出てきます。
prideのような超人気教材ならちゃんとしたレビュー記事ばかり出てきますが、あまり売れてない教材だと購入してない人の記事ばかり出てくることが多いです。
そういうのはいわゆる、情報商材レビューサイトとか、情報商材比較サイト、みたいなものですね。
その中にはその教材を批判したあとに自分が売りたい情報教材のページに飛ばすということをしている人がかなり多いです。
こういうサイトは自分がおすすめする商材を買わせたいがためにそれ以外のあらゆる情報商材を好き勝手に批判してるだけなので全然参考になりません。
そのため、検索して情報商材の評判を調べるのは意外と難しいです。
購入してないのにレビューしてる人の特徴として、ブログ全体が情報商材のレビューばかりの場合は9割方実際には商品を購入せずに適当に紹介や批判をしてるだけなので信用しないようにしましょう。
普通にブログで稼ぐ上で役に立つことを中心に書いてるブログの中の一部の記事として情報商材をレビューしてる人は本当に買ってレビューしてることが多いので信用できる可能性が高いです。(私のブログもそうです)
とりあえず私が教材買うとしたらグーグルの検索結果10ページ以上は見てその教材を購入した人のレビュー記事は全部見ますね。
情報商材を紹介してる人のレビュー記事を見るときの注意点
あともう一つ、“教材を売るために意図的に作られた実績”にも注意が必要です。
どういうことか説明しますね。
基本的にある程度稼げる人であればどんな教材を実践してもそれなりに稼げます。
だから例えばすでに月収100万以上稼いでるスーパーアフィリエイターが先ほど紹介した下克上やprideという売れやすくて儲かる情報商材を売るためだけにわざわざやる必要もないのにこれらの情報商材を実践して実践記を作るという例があります。
そういう人は3ヶ月で月収10万突破、半年で月収50万達成など、その教材実践者の平均的な収入を大きく上回る結果を出し、まるでその教材のおかげでとんとん拍子に稼げたというサクセスストーリーを作ります。
そういう人に限って
みたいな共感を誘う作り話をした上で、
みたいな嘘のストーリーを作って教材のすごさを強調するわけです。
すべてはその教材を買わせるための演出なんです。
自分が簡単に大きく稼いだ実績を見せることでその情報商材のすごさを実物以上に見せて、ユーザーの信頼を勝ち取り、あとでその教材を売りまくるためのテクニックです。
実際は普通の初心者アフィリエイターが取り組んでもほとんどの人が稼げない教材でも上級アフィリエイターなら稼げますから、こういうストーリー作りのための実績作りが可能なわけです。
そのため、実績を見るときはその人がその教材を実践するまでの経緯まで見ておいた方がいいですよ。
あなたが初心者なら初心者じゃない人が実践して稼げるようになった実績なんて何の役にも立ちませんから。
これはさすがに初心者には見分けるのが難しいと思いますが、とりあえず順調すぎる実績には気を付けた方がいいです。
もちろん順調な実績を出してる人の中にはその人のセンスがよくて本当に超順調に稼げたパターンもありますけど、正直アフィリエイトで月収10万以上稼ぐのってそんな簡単じゃないので、私ならまず疑ってかかります。
2. 販売者のブログやTwitterを調べる
情報商材販売者の中には自分のブログやTwitterで情報発信してる人がいます。
最近だとYouTubeで動画を配信してる人もいます。
また本や電子書籍を販売してる人もいます。
情報商材販売者の中にはそのブログ等でその人が稼げるようになるまでの経緯が生々しく書かれてたりします。
また自分が稼げるようになる上でポイントとなったことなどをノウハウとして発信してたりします。
これらを見ればある程度本当に稼いでる人なのかどうかがわかります。
ただし、本当は稼いでないのに稼いでるように見せかけるという人を騙すような手法を行ってる人もいるので気を付けましょう。
そういう人のブログは内容が薄いのでわかると思いますけど。
私はこんな感じで情報商材を買う前は販売者や紹介者のブログから情報収集しまくります。
こうやってブログやYouTube、Twitterなどを見れば本当に稼いでる人のなのかある程度わかります。
またブログやTwitterをやってない人だとまずその時点で少し怪しいです。
その場合は名前で検索して調べましょう。
「販売者名」または「販売者名 詐欺」で検索するとある程度情報が出てくると思います。
そうすると詐欺系の情報商材や高額塾を販売してる人の場合、教材名や塾名を変えてていろんな教材・塾名が出てくることがあります。
こういうのは9割方詐欺師と判断できます。
悪い評判が立ったら名前変えてまた同じことを繰り返す
っていうのが詐欺系情報商材販売者の特徴なので。
名前で検索したときに悪い評判や、教材や塾でやってることは同じなのに名前だけ変えてるという情報が出てくる場合は基本信用しない方がいいです。
また教材名を検索する場合も販売者名をグーグルだけでなく
- Twitterで検索
- Yahoo!知恵袋で検索
- 「○○ 5ch」で5chで検索
までするとさらに情報が見つかる可能性があります。
特にTwitterで販売者名検索すると詐欺師なら同じように教材買って騙された人がつぶやいてたりするので見つかる可能性が高いです。
また、詐欺系の情報商材に引っかかってしまった被害者が書き込みをしてる掲示板もあります。
こうやって買う前に徹底的に情報商材そのもの+販売者のことを調べまくれば新商品でない限りはたいてい詐欺かどうか判断するのに十分な情報が見つかりますよ。
新商品の場合でも販売者名や販売者の過去の情報商材の評判を調べればある程度判断できます。
3. 販売者にえぐい質問をする
最後に販売者に購入前に問い合わせをしていろいろ質問すること。
主にセールスレターに書いてあることが本当なのかどうかを確かめるための質問をします。
たとえば
こんな感じでセールスレターに書いてあることの中で「おかしい」と思うことを質問します。
それに対する返答の仕方次第でセールスレターに書いてあることが本当か嘘か見抜けるかもしれません。
ちなみに私はこういう問い合わせしたことありますがものすごい嫌がられます笑
あなたにはこの商品は向いてないので買わないでくださいって言われました笑
めんどくさい人に商品を買われてしまうとサポート付けてる場合に相手するのがめんどくさくなるのでこういう対応をされることがあります。
なので本当に買う気満々のときはわざわざその人に悪い印象与えてめんどくさい人と思われると損なのでしない方がいいかもしれません。
もし詐欺系の情報商材を買ってしまったら?
ではもし詐欺系の情報商材を買ってしまった場合はどうするか。
返金はできないのか。
私は今まで返金をしてもらったことはないですが、調べて見ると結構返金の方法はあることが判明しました。
チャレンジすればよかったと少し後悔してます。
そこで調べてわかった情報商材の返金の方法を3つ紹介します。
1. 法律違反を指摘して自力で返金請求する
まずは自力で解決する方法。
法律違反を指摘して書面で返金請求します。
たとえば販売者が以下のような法律違反をしていた場合、消費者契約法に基づく取消権行使により返金できる可能性があります。
不実の告知
販売者が購入者に対し、重要事項について客観的事実と異なる説明をしていた場合に当てはまります。
断定的判断の提供
販売者が販売の際に「絶対」「必ず」などの表現を使っていた場合に当てはまります。
不利益事項の不告知
販売者が重要事項や重要事項に関連する事項について、消費者の利益になることだけを説明して、不利益になることについては故意に説明しなかった場合に当てはまります。
虚偽表示
嘘の情報で消費者を騙す
誰でも1日15分コピペで月収30万などの文言が書いてある教材で実際にやってみたら絶対に稼げない内容だった場合、虚偽の内容で消費者を騙してることになるので「虚偽表示」による詐欺罪に当たる可能性があります。
景表法違反
誇大表現で消費者を騙す
誰でも必ず稼げますなどのおおげさな誇大表現を使ってる場合に景表法違反に当たる可能性があります。
情報商材なら結構当てはまりそうなものがたくさんありますね。
「こういった法律を違反してるので消費者契約法に基づく取消権行使し、売買契約を解除します。」という内容の内容証明郵便を送って販売者に返金請求することで返金が実現する可能性があります。
2. クレジットカード会社に交渉して返金処理してもらう
そしてこれすごいと思うんですけど、販売業者ではなく、クレジットカード会社を通して返金処理してもらう、という方法があります。
クレジットカードで購入した商品に問題があった場合に、カード会社によっては支払い停止をお願いすることができます。
実はこれも法律があり、
手数料を含めて4万円以上の商品(リボルビング払いの場合は3万8000円以上の商品)を分割払いで購入し、かつその商品が脅迫、詐欺、紛らわしい広告による勘違い錯誤)などで購入したものであった場合、クレジットカード会社からの請求を拒否することができるんだとか。
さらにこの条件に当てはまらなくても詐欺的な商品の支払いを取り消すことができる「チャージバック」という制度まであります。
多くの人は情報商材をクレジットカード払いで支払いしてるのでこの手が使える可能性があります。
3. 消費生活センターや弁護士に相談する
最後に一番効力として強いのは弁護士に相談すること。
詐欺系の情報商材は何らかの法律違反をしていることが多いので弁護士を味方につけて交渉すると返金できる可能性がぐっと高まります。
また弁護士の前に消費生活センターに相談するだけで案外あっさり解決するケースもあります。
消費生活センターに相談
消費生活センターはあなたの代わりに販売業者と交渉してくれます。
個人が交渉するよりも圧倒的に有効なので一度は試してみる価値がありますね。
ただし、消費生活センターは法的効力は持ってないので法の力で強制的に返金に応じさせることはできません。
でも弁護士を紹介してくれたりもするので相談して損することはないです。
まずは気軽に相談してみるといいでしょう。
その際はその情報商材販売者の氏名・住所・電話番号、購入時の決済完了メールなどの情報等をそろえておくとスムーズです。
弁護士に相談
次に弁護士に直接依頼する方法ですが、こちらは弁護士費用が情報商材の返金により勝ち取れる額を超えてしまって割に合わないケースが多いと思います。
そんな場合でも使えるのが一定の年収以下の人が利用できる法テラスです。
電話相談なら電話代のみで可能ですし、訪問による相談も1回30分を3回まで相談できます。
また法テラスに限らず、相談だけなら初回無料でやってくれる弁護士や法律事務所は探せばたくさんあります。
実際に情報商材の返金に成功した人もいます。
返金方法についてもう少し詳しいことが知りたい方はこちらのサイトを参考にするといいでしょう。
情報商材詐欺業者から無傷で全額返金を勝ち取るまでにやった8つのこと
まとめ
非常に長い記事になってしまったので要点を簡潔にまとめます。
情報商材って何?
- PDFや動画など情報が主体となる商品
- 本や有料noteとの違いは価格やアフィリエイトが絡むこと
情報商材=詐欺じゃないの?
- 情報商材は詐欺商材も多いけど全部が詐欺ではない。
詐欺系の情報商材を見分けるコツ
- 誇大表現や売るテクニックが多く使われてるかどうか
- 情報商材や販売者に関する情報を検索する(情報商材レビューサイトは除く)
- 購入者のブログ記事や販売者のブログなどを見て判断する
もし詐欺系の情報商材を買ってしまったらどうすべきか
- 法律に基づいて自力で返金請求する
- クレジットカード会社に交渉して返金処理してもらう
- 消費生活センターや弁護士に相談する
最後に、「情報商材 詐欺」で検索すると情報商材に騙されないように注意喚起する内容の記事が多いですが、私個人の経験では情報商材のおかげで稼げるようになったので、私は情報商材肯定派です。
詐欺系の高額な情報商材もいくつか買ってしまい、200万も使ったので少なからず後悔はしてますが、私自身も情報商材をいくつかブログで紹介してます。
もちろん私が紹介してるのは全部自分がいいと思ったものだけです。
ちなみにこちらの記事に情報商材に200万使って分かったことを書いてますが、つくづく思うのは楽に稼げる方法なんてないってこと。
アフィリエイトで楽して稼ぐ方法を追い求めて200万使ってわかったこと
アフィリエイトはコツコツ努力するのが結局は一番の近道ってことです。
ってことでもしあなたが稼ぐ系の情報商材を探してるならアドバイスすると、楽に稼げる方法を探すのは時間の無駄なのでさっさと辞めて、1つの教材のノウハウに腰を据えて地道にコツコツ取り組むことをお勧めします。
私ももうこれ以上新しい情報商材は買う必要がないと思って作業に集中してから一気にアフィリエイト収入伸びましたから。