私は過去にアドセンスのごちゃまぜブログを質より量重視で作り、失敗しました。
アドセンスは記事数が命的なことを言う人は多いですが、記事数なんてまったく重要じゃありません。
その典型的な例がこちらです。
5記事しかないペラッペラのサイトに350記事のブログのアクセス数が負けた件
この5記事のサイト見つけたときの悔しさは忘れられません。
そこで私も少ない記事数でいかに稼ぐかを追求していくつかのサイトを作ってみました。
その結果を晒します。
Contents
少ない記事数、少ない労力で稼ぐことを目標に作ったアドセンスサイトの記事数と収入公開!
では私が少ない記事数で稼ぐことを目標に作ったサイトの記事数やアドセンス収入のデータを公開します!
まず比較のために大規模なサイトから紹介します。
大規模サイトの記事数と収入
サイト | 記事数 | アドセンス収入 | 1記事当たりの収入 |
---|---|---|---|
サイト1 | 357記事 | 29,879円 | 83.7円 |
サイト2 | 685記事 | 7,059円 | 10.3円 |
サイト3 | 467記事 | 7,99円 | 1.7円 |
サイト4 | 188記事 | 8,083円 | 43円 |
合計 | 1,697記事 | 45,820円 | 27円 |
小規模サイトの記事数と収入
サイト | 記事数 | アドセンス収入 | 1記事当たりの収入 |
---|---|---|---|
サイト1 | 80記事 | 85,215円(ASPで+11,500円) | 1,065.1円(1,208.9円) |
サイト2 | 57記事 | 12,660円(ASPで+6,000円) | 222.1円(327.4円) |
サイト3 | 24記事 | 19,022円 | 792.6円 |
サイト4 | 19記事 | 6,336円 | 333.5円 |
合計 | 180記事 | 123,233円(ASPで+17,500円) | 684.6円(781.8円) |
ライバル視していた5記事のペラサイト
サイト | 記事数 | 収入 | 1記事当たりの収入 |
---|---|---|---|
サイト | 5記事 | 9000円(アクセス数から予想) | 1800円 |
この結果を見ると、アドセンスサイトが
いかに記事数と収入が比例しないか
がよくわかりますね。
アドセンスで記事数少なくても稼げる?
はい、この結果を見ればわかる通り、記事数の少ない小規模サイトでもアドセンスで稼げます。
少ない記事数、少ない労力で稼ぐ作戦はそこそこ成功しました。
1記事当たりの収入が大規模サイトの25倍ですからね。
いかに記事数量産した大規模サイトが無駄かわかります。
まぁ大規模サイトで成功してないだけ、というのもありますが・・・。
小規模サイトのいいところは修正が楽なことです。
記事数が少ないからどの記事が稼いでるかがわかりやすく、アクセス解析ツールなどを見ながら改善してさらにアクセスアップしやすいです。
実際サイト3は最初6記事しかなかったんですが、6記事なのに思ったよりアクセスきたのでアクセス解析ツール見て生キーワードで記事追加して24記事にした結果、アクセス10倍くらいになりましたからね。
メンテナンスが楽っていうのは本当にいいと思います。
ちなみに私は小規模サイトであまりがっつりASPやってないので収入こんなもんですが、サイトアフィリエイターは10~30記事程度の小規模サイトで10万以上普通に稼いでたりするので、アドセンスだけでなく、ASPも絡められればさらに強いですね。
中でも特に少ない記事数で大きく稼ぐことに成功したのがこちらの2サイトです。
少ない記事数で稼いだサイト実例
1. 記事の質特化型サイトA
まず1個目は記事の質に特化させて作ったサイトです。
350記事のサイトを作るときは記事数を書かなきゃと焦っていたこともあり、記事の質は低めでした。
また当時購入したアフィリエイトサイトテンプレート「賢威」のマニュアルを読んでとにかく質重視の記事の書き方に感化されたこともあります。
ちなみに賢威の著者はたったの44記事で100万PVを達成してしまう化け物です。
で、記事の書き方を賢威のマニュアルにできるだけ近づけて書きました。
アフィリエイトテンプレートの王道「賢威」のメリットとデメリット
1記事に3日でも5日でも書けるつもりで。
実際最初は1記事に3日くらいかかってましたが、後半は1日1記事も書けるくらいになりました。
で、このやり方で書いた記事を入れたサイトが今の記事数73記事。
賢威の著者には到底叶わないけどここまでこれただけでも十分すごいと思ってます。
追記:現在このサイトの記事数を100記事まで増やしましたが80記事の時点で20万PV超えました。
今は100記事で30万PV超えれるか検証中です。
2. 穴場キーワードを見つけたサイトB
2個目は正直全然稼ごうと思ってなくて、遊び心でサイト作ってみたら思ったより稼げちゃったパターンです。
いわゆる、まぐれ当たりという奴ですね。
しかも1個目のサイトとは対称的に記事の質も全然大したことないんです。
ほぼ全記事30分程度で書いたしょぼい記事ばっかです。
最初は5記事しか入れてなかったんですが、その5記事だけで思ったより稼げたので記事を追加して現在30記事くらいになりました。
なぜ質の低い記事で稼げているかというと単にライバルがいないからです。
アドセンスやってる人ならまさかそんなキーワードで稼げるなんてって思ってしまうと思います。
おかげでだいたいの記事が楽に検索順位1位を安定してキープしてくれてます。
一応ヒント言うと普通に日常生活の中で自分がいつも疑問に思ってったことをテーマにしてミニサイトを作ってみただけです。
アドセンスで稼ぐコツは記事の質かキーワードの質を高めること
2つのサイトを作って多少は結果が出たおかげでわかったこと。
それはアドセンスで稼ぐコツはすっごくシンプルということでした。
記事の質をめっちゃよくする
または
キーワードの質をめっちゃよくする
あるいはどちらもそれなりによくする
どちらもグーグル検索で上位表示するために必要なことです。
グーグルは質のいい記事を上位表示します。
でもそのキーワードのニーズに合った記事を書いてる人が少ない or いない = ライバルが弱ければ質の低い記事でも上位表示されます。
逆にそのキーワードで記事を書いてるサイトが大量にある場合、どんなに質の高い記事を書いても上位表示されないケースもあります。
つまりライバルうじゃうじゃいるところで超頑張って質の高い記事を書いても無駄になる可能性が大いにあります。
そのまた逆にですが、ライバルが弱いと思ったキーワードで記事を書いたはいいけど、思ったより需要がなくてグーグルで1位になったのにアクセスが全然こなかった、ということもよくあります。
だから需要はちゃんとあるけどライバルはあまり強くないキーワード、これが狙い目です。
そういうキーワードを見つけられるキーワード選定スキルがアドセンスで稼げる人と稼げない人を分けます。
ただ賢威の作者みたいな記事の質で勝負するタイプの人はライバルがうじゃうじゃいるキーワードでも普通に突っ込んで勝っちゃいます。
まぁ普通の人には賢威の作者の記事の書き方はマネできないと思いますし、私も記事の質を高めたサイトでも10%くらいしかマネできてないです。
普通の人が記事の質を高めたいなら賢威のマニュアルよりこっちをお勧めします。
ユーザー目線ライティングレビュー!ブログで稼げない原因がわかる教材
とにかくアドセンスで稼ぐためにはアクセスを集める必要がありますが、そのためにはキーワードの質も大事だし、記事の質も大事。
このうち1つを極めても稼げるし、両方をバランスよく鍛えても稼げます。
私の場合はサイトAとサイトBでこれを両方できたわけですが、実際どっちのやり方がいいのか考察したいと思います。
記事の質とキーワードの質、どっちを上げるのが簡単か?
両方やった私だから言えますが記事の質もキーワード選定もそこそこレベルに上げるのは割と簡単です。
でも極めるのは困難です。
サイトBのように、しょぼい記事30記事で月10万PV行くキーワードを新しく見つける自信はありません。
見つけられたとしても運にも左右されるので確実性がないです。
またサイトAは1記事に5~10時間はかけてます。
今73記事ですがこれを300記事書けと言われたら無理ですと即答します。
キーワードの質も記事の質も両方そこそこのレベルに上げてそこそこ稼ぐ
これが一番現実的で堅実に稼げる方法だと思います。
まぁこのやり方だと100記事以下で月10万PV行くかどうかはわかりませんが、このどっちもそこそこレベルの記事が200~300記事もあれば確実に月10万PV以上は行くと思います。